6月5日(土)24時10分よりスタートする、羽田美智子主演、オトナの土ドラ『♯コールドゲーム』。

本作は、隕石衝突の影響で地軸が大きく変動し急激に寒冷化、マイナス45℃の氷河期に覆われた地球が舞台。避難所第七支部に逃げ込んできた、前科2犯の天才詐欺師・木村祥子(羽田美智子)が、大輝(結木滉星)、陽菜(久間田琳加)、隆(やす)の偽装家族の母親として過酷な日々を戦い抜く、完全オリジナルサバイバルストーリー。

座長・羽田美智子が見せる共演者への気遣いクランクイン初日から木村家の雰囲気は上々

撮影が始まったのは、3月上旬のこと。ロケ地は自然に囲まれたのどかな雰囲気の学校で、春がそこまでといった陽気が心地いい。しかし、ドラマの舞台は、氷河期の世界。ダウンジャケットや厚手の服を着込んで、真冬の装いで現れた木村家のメンバー。

スタッフの拍手が起こる中、「よろしくお願いします」と柔らかな笑顔で羽田が挨拶すると、大輝役の結木、陽菜役の久間田、隆役のやすもスタッフに紹介され、「よろしくお願いします」と挨拶。

撮影は、家族対抗障害物競争で1位になった木村家が、景品のカップラーメンをがっつくというシーン(第1話)から始まった。「あ~、おいしい。生きててよかった!」とラーメンをすする羽田や、「あったけー」とやす。そんな中、春の陽気でなかなかラーメンの湯気が出ずに焦るスタッフ…。

その後も撮影は続き、亀裂が入った窓ガラスを見て「やっべー、やっべーよ、これ!」とおどける羽田の姿を見て、スタッフに笑いが起こる場面も。

そして、「ご飯の前には、手を洗って消毒ね!」とマスクをつけたスタッフが声をかけ合う中、キャストも昼休憩へ。控室には、羽田が飾った結木のカレンダーが。後日、写真と同じポーズをしている羽田の姿も見られた。

教室の外にパイプ椅子を出して校庭を眺めながら、自分のセリフに黄色のアンダーラインが引かれた台本を読んでいたやすの姿は、休日のお父さんのようで、まるで隆そのもの。

結木と久間田は、お互いの距離を縮めるべくコミュニケーションを取り、何やら楽しそうに話をしている様子。クランクイン初日から雰囲気のいい木村家であった。

数日後、避難所第七支部の支部長で元国会議員、如月雄一郎役の中村俊介がクランクイン。

避難所の主婦にキャーキャーと言われる人気者の設定に、「如月様のお通りです!」とスタッフも場を盛り上げる。オトナの土ドラ『隕石家族』で共演している羽田は「どうしたの、その恰好。ここは寒いんだよ~(笑)」と、スーツにコート姿で決めた中村にツッコミながらも、笑顔で挨拶を交わした。

その後、劇中で使用するポスターの撮影をしていた中村は、「どんな表情にしますか?」とスタッフと相談。“さわやか風”の表情で撮影を進めた。

終始現場でニコニコと元気に振る舞い、さりげなくキャストに話しかけるなど親睦を深める羽田。座長としての気遣いと温かさを感じる。

休憩時間、福山良子役の椿鬼奴と楽しそうに話していた姿も、避難所で支え合うご近所さんの雰囲気そのものだった。

<第1話あらすじ>

時は西暦20××年。隕石落下の影響で地軸が大きく変動し、マイナス45℃の氷河期に突入した地球。

ここ避難所第七支部では、生存者たちが限りある食糧や資源を分け合いながら共同生活を送っていた。

前科二犯の天才詐欺師・祥子(羽田美智子)、息子の大輝(結木滉星)、娘の陽菜(久間田琳加)、夫の隆(やす)たち“木村家”は、支部長の如月(中村俊介)の考えで、“家族優先”が徹底されているこの避難所で、ある秘密を抱えて日々を過ごしていた…。