マネージャーとは、いわゆる一つのタレントのマネージメントを生業としています。
当然、担当するタレントにとっては味方であり、生き馬の目を抜く芸能界を渡っていくためにはなくてはならない縁の下の力持ちと言えましょう。
一方で、彼らにはマネジメント会社の社員という側面もあります。
そこには一般的な企業と同様に、会社方針や上司命令といった、会社員ならではの指示系統が存在し、必ずしもタレントにとって心地よい仕事ばかりを斡旋するわけにはいかない事情があります。
タレントが気乗りしない案件をいかにして首を縦に振らせるかは、彼らの会社員としての腕の見せ所でもあるわけです。
そんな状況に影で泣いているマネージャーも多い一方で、例文のようにちょっと楽しんでいるS気のある人もいるなど、裏方にも様々なドラマが存在するのが芸能界。
そんな悲喜こもごもを胸に、例文を学んでみてはいかがでしょうか?
そのマネージャーは、天使のような笑顔をしながら、悪魔のような仕事を持ってきます。
これを英語で言うと…
The talent agent brings a devil of a job with a smile of an angel.
Point: Devil of a job = 悪魔のような仕事
「Devil」に似た言葉で「Demon」という言葉があります。どちらも日本語では「悪魔」と訳されます。
「Devil」は宗教色が強く、キリスト教では「The devil」で魔王サタン、「Devils」でその手下の悪魔たちを表します。
「Demon」はDevilと違い、邪悪な魂や精神のことを指すことが多いです。
日本の悪魔である「鬼」は「Demon」で表現されることもありますが、角の生えた実体のある鬼は「Ogre」で表現したほうが正確です。
「Devil of a job」、ぜひ使ってみましょう。
それではまた次回!
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