6月13日(日)東京ドームにて行われる「RIZIN.28」を前に、格闘技にあまり詳しくない人にもRIZINを知ってほしい!と芸人たちが立ち上がった。
鬼越トマホークとニューヨークだ。6月5日(土)14時30分~放送のフジテレビ『格闘技RIZIN 直前SP~徹底解説6.13東京ドーム~』他、6月7日(月)~12日(土)まで連日RIZINスペシャル番組に登場する。 ※詳しくは番組HPへ
鬼越トマホークとニューヨークは“格闘技大好き芸人”として、試合当日は中継担当に大抜てきされたものの、格闘技のことをほとんど知らない佐久間みなみアナ(入社2年目)に、RIZINの魅力を解説していく。フジテレビュー!!は収録の様子を取材し、終了後にインタビュー。前編では鬼越トマホークに話を聞いた。
鬼越トマホークの坂井良多は、20年以上格闘技を見続け、コラムを書くほどの上級者。金ちゃんはそこまでではないが、朝倉未来選手など“入りやすい”スター選手に興味を持つ初心者寄りのタイプだ。
朝倉兄弟の“路上スパーリング”を格闘技初心者・佐久間アナに解説
ふたりがスタジオで佐久間アナに教えたいのは、「朝倉兄弟」について。ゲストに登場した弟の海選手と共に、兄弟のすごさをプレゼンしていく。昨年大晦日、堀口恭司選手からカーフキックを受け負けてしまった海選手に「カーフキック対策は大丈夫か」と問いかけると、海選手から頼もしい答えが返ってくる。そのカーフキックを4人の芸人のうち誰かが体験しなくてはならないシチュエーションに。すると、坂井がニューヨークのふたりにむちゃぶりし…。兄・朝倉未来選手については、あの有名な“路上スパーリング”から説明をスタート、その後も未来選手が紡ぐ言葉に注目し「未来選手は、きれいごとは言わないんですよ」(坂井)と、多くの若者たちに刺さっている理由を掘り下げていく。
今大会で、朝倉海選手は、バンタム級トーナメントで渡部修斗選手と対戦。海選手は「もちろん優勝を狙ってその後は海外へ」と宣言する。朝倉未来選手は“柔術界の鬼神”と言われるクレベル・コイケ選手と闘う。同じファイター仲間や、格闘技の専門家たちが勝敗予想で盛り上がっている中、鬼越トマホークはどう考えているのか?
<鬼越トマホーク インタビュー>
――収録の感想は?
坂井:格闘技が大好きで20年以上見ています。PRIDEや(総合演出の)佐藤大輔さんの試合前に流れる煽りVTRで育ったので、感無量でした。緊張してしゃべり過ぎてしまいました!
金ちゃん:格闘技自体は好きなのですが、2003年のK-1くらいで止まってしまっていました。でも朝倉未来選手の登場でまた興味を持ち始めたので、楽しかったです。
――ゲストの朝倉海選手の印象は?
坂井:海選手に会うのは初めてで、思った通りの好青年でした。でも、体は…でかいですね。絞まっているのですが、迫力がある体型だなと。あと話しているとオーラがありましたね。ビビっときたよね?
金ちゃん:そうそう。近くに来るとただ者じゃないオーラがすごかったです。
坂井:年末の敗戦からの復帰戦だから、大事に闘ってほしいです。未来選手の闘い方は慎重ですが、海選手は“やんちゃ”なので、ケガだけは注意してほしいです。
――佐久間アナの“初心者ぶり”はいかがでしたか?
金ちゃん:あそこまで知らないとは…(笑)。でも、今回プレゼンさせていただいた朝倉兄弟はスター性もあって、佐久間アナのように格闘技を全く知らない人たちにとっても、知るきっかけ、入り口としていいですよね。
――選ぶのは難しいかもしれませんが、今大会で注目のカードは?
坂井:バンタム級トーナメントはもちろん注目しているのですが、朝倉未来選手とクレベル・コイケ選手ですね。東京ドームらしいカードだと思います。どちらが勝つか…は、うーん。(と、しばらく悩んだ様子で)格闘技ファンとして、強いクレベル選手が勝つのではないか、などと予想するのもいいのですが。はっきり言うと、格闘技界の未来を考えるのであれば、朝倉未来選手が“勝たなければならない”と思います。クレベル選手もいい選手で大好きですが、朝倉未来選手が勝たなければ、盛り上がらないです。スターだから勝ってくれると思いますが…、ただ、勝ったらものすごいことですよ。
金ちゃん:バンタム級トーナメントの扇久保博正選手と春日井“寒天”たけし選手ですね。寒天選手のネーミングに注目しています。お笑いと通じるところがあって、ぱっと見たときにネーミングって面白いじゃないですか。寒天選手は実力もあると思うのですが、地元・岐阜の寒天を背負って出てくる、なんてチャーミングですよね。期待しています!