6月6日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、“魅惑の南アフリカンスイーツ”「マルヴァ・プディング」が紹介された。

大分県別府市は世界中から留学生が集まる街としても有名。そんな別府市にある、留学生の寮&就職 起業支援のサポート施設「APU PLAZA OITA」で、南アフリカ出身のタト・ラマセバさんにおいしいスイーツを作ってもらった。

左から)松岡修造、タト・ラマセバさん、テミー・アウォフェソさん、アウドゥ・アリアマニさん

南アフリカのスイーツ「マルヴァ・プディング」の「Malva(マルヴァ)」はオランダ語に由来し、南アフリカでは“おいしい”という意味だとタトさんが解説。松岡修造が「おいしいプリン♪」と言いながら身体を使って表現すると、「Exactly!(その通り)」とタトさんも笑顔に。

まずは、ソース作りから。タトさんがフライパンに、バター、バニラエッセンス、ブランデー、砂糖、生クリームを手際よく加えていく。

ここで、松岡が大分県の魅力を聞くと、「ビーチ」と即答するタトさん。「温泉はどう?」と続けて聞くと、「温泉はちょっと…」となぜか言い淀むタトさんに思わず、「温泉ダメだったら大分の意味ないじゃない!」と驚く松岡。その理由を、「ちょっと恥ずかしい」とはにかみながら答えたタトさんの笑顔には、松岡もつられて笑ってしまっていた。

フライパンでソースが煮詰まってくると、松岡が「いい香りがしてきました」と待ちきれないといった感想を伝える。タトさんは、「家庭の味を思い出させますね」と言うやいなや、すでに焼きあがっていた、アプリコットジャムを練り込んだカップケーキを「マジック」と言いつつオーブンから取り出してきた。すると、松岡は「マジックだよ!もうできているもの!」と驚きつつも、その段取りの良さに笑ってしまっていた。

そして、フォークでケーキの上部に穴を開け、そこに先ほどのソースを大胆にかけていく。「このままかけちゃうの?」と再び驚く松岡に、タトさんは、「ソース無しならただのケーキだけど、ソースをかけるとマルヴァ・プディングになるよ」と解説し、「南アフリカはイギリスの植民地だったことがあったので、ティータイムの文化があります」と南アフリカの文化についても語ってくれた。

「マルヴァ・プディング」手前左は温かいカスタードソース、右はアイスクリームをかけた状態

ついに、完成した“魅惑の南アフリカン・スイーツ”を囲んでティータイムに。留学生のテミー・アウォフェソさん(ナイジェリア出身)と、アウドゥ・アリアマニさん(パレスチナ出身)の2名を交えて、マルヴァ・プディングを実食していく。

「夏の暑いときにはアイスクリームと一緒に食べる」というタトさんのアドバイスに従い、アイスを乗せて一口で思いっきり頬張った松岡は、一瞬目を見開いた。そして間をおいてから、「タトさん…Congratulations!(コングラチュレーション)」と拍手を送り、「思ったより中がフワッとしますね」とマルヴァ・プディングの味を絶賛した。

「南アフリカのスイーツを食べたのは初めて」と語るアウドゥさんは、「国を代表する食べ物があるっていいことだし、アイスも一緒に食べられるなんて最高だね」と喜びの表情を見せた。

マルヴァ・プディングでティータイムを楽しむ松岡修造

冬は温かいカスタードソースをかけて食べるのもおすすめということで、そちらも実食した松岡は、「温かいのよ、全然違うプリン」と、食べ方によって違う味を楽しめるマルヴァ・プディングを堪能した。

最後は「マルヴァ・プディング、Nice!」と全員で拍手をし、松岡は「みんなもMalva(おいしい)」とティータイムを締めていた。

次回は6月13日(日)に放送予定。

番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中!