6月9日(水)、サミー株式会社の新規事業発表会に、近藤真彦、声優の中島由貴、元・乃木坂46のメンバー永島聖羅が登壇した。

新規事業「m」は、ポーカーの一種であるテキサスホールデムをeスポーツ化し、スマートフォン向けアプリや、情報発信サイト、アミューズメントプレイスポットなどを展開していくというもの。

「お待たせいたしました」と爽やかなスーツ姿で登場した近藤は、取材陣に向けて「今日は1日、お手柔らかにお願いします」と笑顔を見せた。近藤がチームディレクターを務めるレーシングチーム「KONDO Racing Team」を20年以上に渡ってサミー株式会社がサポートしている縁で「微力ですが力になれれば」と本イベントへの登壇を決めたという。

「カードゲームはわりとやるけれど、ポーカーをやる機会はなかった」という近藤は、このイベントのためにYouTubeなどで勉強してきたと明かし、「心理的なゲームなので面白い」とゲームの魅力をコメント。

そして、「レースでもライバルがいる、勝負事の駆け引きには通じる部分がある」とテキサスホールデムとの共通点について言及し、「レースでもeスポーツが流行っている。eスポーツのレースゲームからプロドライバーになる人も増えてきた」と、レースに絡めて熱くアピールした。

また、「勝負強いチームの作り方」を司会から聞かれると、「最終的に強くなるのは人の力、人間の才能を大事にしないといけない。レースは機械相手だけれど最後はマンパワー」と、チームを牽引する立場から語った。

続けて、「コロナ禍で、ハッピー、元気に飢えている人が多い。そういう人たちに元気を与えたい」と笑顔を見せ、「今年もチャンピオン目指して頑張っていきたい」とレースでの展望を伝えた。

イベントの後半では、近藤が新作アプリ「エムホールデム」で、アプリのキャラクターボイスを担当する近藤、中島を加えた計6名で実際に対戦をすることに。

近藤は、使用するキャラクター“獅子王賢”のキャラに合わせて「昨日、髪の毛を揃えてきました」と自分のシルバーヘアを指さして気合いを示し、「ゲーム画面の小さい文字が見えなくて、眼鏡を持ってきた」とやる気満々。

そしていざゲームスタート。しかし近藤は、しょっぱなからボタンを押し間違えてゲームに参加できなくなってしまう事態に。「やりたかった…」と落ち込みながら、参加メンバーのプレイを視聴。

しかし、気を取り直して再開した2戦目でも近藤がボタンを押し間違えてしまうトラブルが…。続けて仕切り直しをした3戦目でやっと近藤が参戦。

ゲームをプレイしたはいいが、手持ちの札に「残念ですね…」と思わず心の声をこぼす近藤。そして大接戦の末に負けてしまった近藤は「俺のカード悪すぎません?」と“泣きの1回”を要望した。

ここで、近藤の頼みで最後となる第4戦目がスタート。しかし、また熱戦の末に近藤は敗退。「俺のカード悪すぎるよ!」と立ち上がって悔しがっていた。

<イベントの様子は動画でも!>