6月9日(水)、映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」のトークイベントが行われ、田中圭が登壇した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために発出された緊急事態宣言の影響を受け、2020年6月と今年5月の公開が延期となっていた本作。新たな公開日が6月18日(金)に決まり、主演の田中のみが出席した「タナカソウル~舞台裏を語り尽くします!!~」と題したトークイベントが開催された。
映画の公式Twitterで募集した質問に回答していくコーナーでは、古田新太に電話をつないで展開。携帯を持っていないという古田との電話に「(電話で話すことが)新鮮ですね」と、田中はうれしそうな表情を浮かべる。
そんな田中が「新太さんが携帯を持たれないので、家の電話を教えてくれたじゃないですか。あれ、マジで(電話を)かける勇気ないですわ!」と、訴える場面も。すると、古田は「奥さん出るからさ~。試しに、日にち決めてかけてみよう!」と提案し、笑いを誘った。
本題であるファンからの質問は、田中がボックスから引く形でセレクト。「山田裕貴さんとの面白エピソードを教えてください」という質問に、古田は「裕貴はすごい食べるイメージあるよね。1回、圭主宰の会あったじゃん。あの時、延々食べてなかった?」と、山田のイメージを語る。
田中によると、その会は「事前に携帯で見てメニューを頼んでいた」と、たくさん食べるであろうキャストのため“1600円”の肉をかなりの量、頼んでいたという。しかし、いざ食事会が始まったところで金額を確認すると、“16000円”とひと桁高かったことが分かり、「『絶対に残すなよ』ってみんなに言っていたんです(笑)」と、山田はその田中の言葉を忠実に守っていたことを笑いながら明かした。
続いて、「何度も共演している(土屋)太鳳ちゃんについて、新しい発見はありましたか?」という質問。田中は、撮影の途中に土屋から「一緒にヒット祈願に行きませんか?」と誘われていたとか。実は、土屋は作品に出演するたびに、個人的にヒット祈願を行っているそうで、田中は「すごくないですか?」と感激した様子を見せた。
これに、古田は「俺なんか、役名も覚えてないもん(笑)」と大笑い。田中から「役名は?」と聞かれると、「コーチ!」と答え会場の笑いを誘った(※)。
※古田は劇中で、田中が演じる西方のコーチ・神崎幸一役を演じている。
イベントの最後に田中は、「ここまで手が離れなかった作品は初めてで。公開するのが、うれしさみしという感じ」と、ようやく公開となる作品への思いを告白。
そして、「ちょっとネックなのが、18日が岡田准一の主演映画『ザ・ファブル』の公開日と重なるので…」と苦い顔を見せる。しかし続けて、「アクションでスカッとしたいときは『ザ・ファブル』を見ていただいて、感動したい、なんか元気出ないなという時は『ヒノマルソウル』を見ていただいて、パワーをもらってもらえたら」と、ライバル作品もあわせてピーアールしていた。
映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」は、6月18日(金)全国公開。
©︎2021 映画「ヒノマルソウル」製作委員会
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