毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
6月13日(日)の放送は、森山未來、石橋静河、長塚圭史が登場する。
3人で会ったことをどうしても思い出せない森山未來
以前、プライベートでこの3人が集まったことがあるそうだが…。
森山:静河ちゃんが言ってたのかな。3人で、俺たち、会ったことあるんですって。
石橋:あはははは。(覚えていないなんて)信じられない。
長塚:あの…君(森山)がね、それは作ったんだよ、その場を。
石橋:そうですよ。
長塚:確か、僕が未來に相談事があって、その相談事をしたいから会おうって言ったら、「ちょっと、今、すごく面白い人がいる」って言って、(石橋と)ご一緒したんじゃないかな。
森山:飲んだんですよね?
長塚:飲みました。
森山の呼びかけにより3人で集まったはずが、「ダメですね~」と覚えていない様子に、石橋からは「そんな、30年も前の話じゃないですからね」とツッコミが入る。
俳優一家の娘に生まれ、ダンスの道へ「反抗でしかなかった(笑)」(石橋)
俳優・石橋凌、原田美枝子を両親に持つ石橋に、自身も俳優・長塚京三を父に持つ長塚が質問する。
長塚:石橋さんは、どちらかというと、お家は俳優一家じゃないですか。
石橋:そうですね、どちらかというと(笑)。
長塚:それでダンスに走るっていうのは、それは反抗なんですか?
※石橋は、4歳よりクラシックバレエを始め、15歳から4年間ボストン、カルガリーのバレエスクールに留学。
森山:反抗なんすか?
石橋:でも、今思うと反抗でしかなかったなと思いますね(笑)。
石橋は、「自分が覚えている限りの最初のほうの記憶から、『私はお芝居やらない』って言っていた」と、幼少期を振り返る。
現在は女優として活躍、両親と同じ道を歩んでいる石橋に対し、長塚は「家でお芝居の話したりするの?」など、気になることを質問。
その様子を聞いていた森山は「昔より“七光り”って言葉を聞かなくなった」と言い出し、二世代にわたって活躍している俳優たちについて語る場面も。
それぞれが海外留学で体験し得たものとは?
また、それぞれ留学経験がある一同は、留学先でのエピソードも明かす。
石橋:バレエ学校に行くために留学したんですけど。でも、そのためというよりは「私、このまま日本にいたらやばい大人になってしまう」っていう、何か危機感があって。なんだろう、「外に出て行かなきゃ」っていう。自分の家族とか、友達とかっていうところから出なきゃっていう気持ちがあって。そこにずっとやってたバレエっていうものがあったから、留学したいと思って行きました。
長塚:それはどうだったの、行ってみて?
石橋:最初の2年は、孤独でした。
石橋は、思いきって日本を出たものの、言語もわからず、友達もできない日々を過ごしたと明かす。
文化交流使として、イスラエルに1年間留学した森山も「半年はコミュニケーションが難しくて…」と語り、あることをきっかけにその関係性が深まっていったと明かす。
そんな中、長塚が…。
長塚:今ちょっと思い出したんだけどさ、ほんとこの人(森山)、ひどいんだよ。
石橋:うふふふ。
森山:あ…(と、思い当たる節があるようで、笑いながら)その話!
長塚:「文化庁の制度で留学を考えている」という相談をしてきて。「圭史さん、ちょっと推薦文書いてくださいよ」って。それで、「いつまで?」って聞いたら、「あと3日だか、5日だかで締め切りなんですよ」みたいな(笑)。
稽古中で忙しくしていたにも関わらず、2日ほどで推薦文を仕上げた長塚。だが、その後の森山の行動に、思わず「あの野郎!」と思ったという話で、3人は大笑いする。
また、長塚も日本で多忙を極める中、ロンドン留学を決断した理由や、留学先での体験から得たものを語っていく。
そのほか、コロナ禍での過ごし方や、独身の石橋の結婚観、長塚の妻・常盤貴子とのエピソードなど、芸術や芝居の話からプライベートまで幅広いテーマでトークを展開する。