女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

6月11日(金)の放送には、峯岸みなみが初参戦。「周りがモヤモヤ…ネガティブやっかいさん」「表には出せない…父親の本音」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、庄司智春、婦人公論元編集長の三木哲男とともに、徹底討論した。

秋元康から「ネガティブが武器になる」と言われ…

秋元康から「ネガティブが武器になる」と言われたほど、ネガティブ思考だという峯岸。

AKB48卒業の発表後、新型コロナウイルスの影響で卒業を延期している期間は、「AKBとして出演できる1枠を(本来なら卒業しているはずの)自分が取っては申し訳ない」と、後輩やファンのことを考えて番組出演を辞退したこともあったという。

そんな中、紹介されたのは「上司から『今日中にやらなくていい』と言われると、逆に『今日中にやれ』と言われているのではないかと悩んでしまう」という20代女性のエピソード。

峯岸は「無理をするなと優しく言われたら、期待に応えたくて無理してしまう」と深くうなずいたが、千秋と竹山は「言葉通りに『無理しなくていいんだ』と受け取る」と断言。

「ネガティブをこじらせているのかな?」と峯岸は苦笑したが、番組公式SNSには「みーちゃん(峯岸)の気持ちわかる」「親近感が沸く」などのメッセージが寄せられた。

「部署を異動した後輩に寄せ書きを送ったら、『わざわざありがとう』と言われて、そこまでしなくてよかったのに、という意味かとモヤモヤした」というエピソードでは、視聴者に意見を募る「せきらら投票」で「『わざわざありがとう』と言われたら、余計なことをしたかと気にする?」と問いかけた。

庄司が「『わざわざありがとう』とメールを送った後、『わざわざ』は余計だったかなと気にしてしまう」と言うと、峯岸も千秋も同意。投票の結果は「気にする=16%」「気にしない=84%」となったが、スタジオでは「わざわざ」という言葉のニュアンスが難しいという結論になった。

ほか、「近所の奥さんから『お子さん、朝から元気ね』と言われ、うるさいという意味かと思った」(40代女性)、「ママ友に『梅雨どきはジメジメしてイヤね』と言ったら、『自分は6月生まれだから、そう言われると辛い』と言われた」というエピソードも登場。

竹山は「笑いに変えられないなら、『6月生まれだから…』とかあえて言わなくていい」とバッサリ。

「ポジティブことば選び辞典」という本の、ネガティブをポジティブに変える言葉の選び方が紹介されると、峯岸は「“黒歴史”を“青春の1ページ”と、自分の心の中だけでも置き換えられたら(いい)」とコメント。

SNSには、「ネガティブやっかいさん、パワーワードだ!」「ネガティブやっかい、私のこと?」という声が続々届いた。

露出度高めの娘の服装を父親が注意するのはアリ?

「表に出せない父親の本音」というテーマでは、「パパっ子だった娘が、小学校高学年になり妻と2人で出かけてばかりいる」という40代男性のエピソードが登場した。

峯岸は「女の子なら誰もが通る道。お父さんも仲間に入りたいなら、お母さんの協力も必要なのでは?」とアドバイス。三木は「女同士の会話は他愛のないことばかりなのに、父親は正解を出そうとするから疎まれる」と、分析した。

「中学生の娘が露出の多い服を着ている。父親が注意してもいいか?」という40代男性のお悩みでは、「せきらら投票」で「父親が注意するのはアリ?ナシ?」と問いかけた。

庄司と竹山は「注意する」「世間の男の目が心配」と主張したが、千秋と峯岸は「父親にジロジロ見られていると思うと気持ち悪い」と反発し、議論は平行線に。

「洋服やメイク、恋愛について何か言いたいなら母親を通してほしい」という千秋に、庄司は「カッコいいね、もダメ?」と食い下がったが、千秋と峯岸に全否定されていた。

「中学生の息子に恋人が出来たので、いろいろ聞きたいがためらう」という40代男性に対しては、庄司が「息子が幼いうちから、男同士でそういう話ができる関係を作っている」と告白。

シングルファーザーとして息子を育ててきた作家の辻仁成もVTR出演し、「恋愛に悩む息子にアドバイスをしたら、『普段はそんなに話していなくても、僕のことをわかってくれていたんだ』と涙を流された。誰もが通る道を順調に進んでいるなら、見守ることも重要」と体験談を。

SNSにも「子供の恋愛に過干渉はNG」「見守ってくれるだけでいい」という意見が届いた。

「結婚を考えている男性がいることを両親に報告したら、父から結婚式は見たくないと言われた」という30代女性のエピソードでは、庄司が「娘の結婚を喜べると思っていたけれど、幼稚園生の娘が告白されたと聞いただけで、ザワついた」と、父親の複雑な心境を代弁した。