展示会当日、弥生と木暮がお洒落なグラスを見て回る。弥生がすすめたグラスを購入した木暮。その姿を見ながら、弥生は息子が一人暮らしをして家を出た時、1人悲しく公園で泣きながらビールを飲んでいた時のことを思い出していた。
木暮に声をかけられ、このクラフトビールのお店に呼ばれたこと、そしてそこから何度も通っていくうちに木暮から冬子、茜、そして乃愛を紹介され、いつしか1人だった弥生のテーブルには3人に囲まれ楽しくビールを飲めるようになっていった。
展示会の後、そのまま木暮と食事をすることに。そこで、木暮のおかげで今は全然寂しくないことを改めて感謝する弥生だったが、木暮は“家で1人になって寂しくなる気持ち”がわかると話す。実は木暮は10年前に妻を亡くしていて、今でもその妻を愛していると言うのだ。
そのことを聞いて、弥生は自分の思いは伝えずに今の関係のままでいるほうが良いと決めた。
