<ナインティナイン コメント>

左から)矢部浩之、岡村隆史

――本作に出演することが決まった経緯を教えてください。

岡村:最初に『ロンリー』のFINAL(の制作)が決まったと聞いて、すぐに僕の方から、演出の三宅(恵介)さんに「僕たちも出してください」って直談判したんです。そしたら、三宅さんが「じゃあ、出てもいいよ」と。

矢部:そこで本当に(出演が)決まってしまった、という。ちょっとおかしいんですけどね、キャスティングの順番が(笑)。

岡村:だから、今回の出演者のみなさんの中で、一番初めに決定したのは、たぶん僕らじゃないですかね。川口春奈ちゃんよりも早かったと思います(笑)。

――撮影はいかがでしたか?

岡村:ラジオの生放送中に収録をする、というのは、事前に聞いてはいたんです。でも、本当についさっき、2時間くらい前に「どうしましょう、僕ら、何をしたらいいんですか?」って、さんまさんに聞いたら「モノマネやな」と言われて(笑)。「えっ、俺ら、知らないうちに、モノマネやらなあかんことになってる!」って。

矢部:ほんまに震えましたね(笑)。

岡村:それで結局、僕はこのラジオのリスナーには割とおなじみのモノマネをやったんですけれども、テレビで『ロンリー』を見てくれる人たちが、果たしてどれだけわかってくれるのか…。

矢部:世代が限定されるからね(笑)。ただ僕としては、そんなことよりも、とにかく僕のモノマネはカットしないでいただきたいなと(笑)。できる限り使ってくださいね、三宅さん(笑)」。

岡村:いや、あれはたぶんテレビでは放送されへんと思うわ(笑)。

――『心はロンリー 気持ちは「…」』シリーズへの思いを聞かせてください。

岡村:『ロンリー』は、前にも一度出させていただいてるんですけど(1997年8月放送『心はロンリー 気持ちは「…」Ⅹ』)、そのときも実は、僕が直訴したんですよ。「出してほしいです」って。

矢部:やっぱり、われわれ世代は、ずっと見てきた番組ですからね。

岡村:今回、そんな思い入れのあるシリーズのFINALに出られたっていうのは、やっぱりすごいことやと思いますね。…というか、FINALにしてほしくないです。またやってほしいですよ。

矢部:いや、今回は“フジテレビ65周年記念”のドラマやから。よほど特別な企画なのよ、やっぱり。

岡村:じゃあ、あと5年経ったら、70周年記念で『ロンリー』をぜひ!…いや、なんなら70周年のときは『(オレたち)ひょうきん族』復活とか、どうですか?

矢部:ほんまに実現したらすごいな(笑)。