翌日、晴原、彩、上野はドローン運用に向けて準備を開始。ドローンによる搬送が順調に進み、海斗が決勝まで勝ち残れば、上野はギリギリ間に合うスケジュールだった。それでも上野は大学の後輩だった灯のSDMに懸ける思いを胸に業務を優先する。

彩は、灯がどうしてSDMの構想に至ったのか上野に尋ねる。

以前、園部優吾(水上恒司)が、灯と彩が似ていると話していたことを早霧が明かすと、晴原は即否定。しかし上野は、“明るさの裏に痛みがある。それをどう活かせばいいか模索している感じ”が似ていると話し、それを聞いた晴原は灯を思い出していた。

大学時代、晴原は灯から母が半年前に癌で亡くなったことを明かされる。しかし灯の母は、自身が死の準備期間があり恵まれていると灯に話していた。

そして灯は、人はいつか死んでしまうが、その中でも例えば自然災害などで、ある日突然命を落とすなど理不尽で不条理な死もあると話し、“気象学で誰かの命を守りたい”と、強い意志を晴原に伝えていた。