高峰啓介(たかみね・けいすけ)/柄本明

聖まごころ病院3代目院長/元外科医

名医だった創業者の祖父、2代目である父親から聖まごころ病院の運営を引き継いでいる。

とても腕のいい元外科医で、ホームレスから犯罪者まで、分け隔てなく治療することで歌舞伎町の“赤ひげ先生”と称されていた。

しかし、近年は病院の老朽化、医療費の未払いが相次ぎ、多額の借金などさまざまな問題を抱えることに…。

今となってはアルコール依存症となり、現場を退き、病院を手放すか否かの瀬戸際に立たされている。