連日メダルラッシュ!パリ五輪は大会4日目の29日、体操の男子団体決勝で日本が大逆転。今大会6個目の金メダルを獲得し、金メダルの数ではトップとなっています。

これで日本が獲得したメダルは金6個、銀2個、銅4個の合わせて12個。
日本勢の大躍進に、列島から“嬉しい悲鳴”が上がっています。

止まらないメダルラッシュ “深夜の列島大興奮”

オリンピック開催地パリと日本の時差は7時間。
連日、日本から声援を送っている人たちは、この「7時間」に翻弄されています。

大会4日目のメダルラッシュを見てみると…

【1つ目のメダル】
総合馬術団体 銅メダル!
平均年齢41.5歳自らを「初老ジャパン」と名乗る日本代表が快挙

写真:ゲッティ

総合馬術団体の決勝が始まったのは、現地時間29日午前11時、日本時間は午後6時
この時間は、まだまだ余裕ですが…

【2つ目のメダル】
柔道女子57キロ級で舟久保遥香選手が銅メダル!
日本柔道オリンピック100個目のメダル獲得

写真:ゲッティ

写真:ゲッティ

舟久保選手がリオ五輪金メダリストとの9分超の死闘を制した時、パリは29日午後3時43分。
日本は、日付が回って、30日午前0時43分。そろそろ眠い時間ですが、日本勢の躍進は続きます。

【3つ目のメダル】
柔道男子73キロ級で橋本壮市選手が銅!
32歳初五輪 日本柔道史上最年長でのメダル獲得

写真:ゲッティ

写真:ゲッティ

柔道男女で連続メダル!

このとき、パリは29日午後6時24分、日本は30日午前1時24分
SNSでは「柔道面白くて最後まで見ちゃった、眠い」の声も。

しかし、このわずか1分後…

【4つ目のメダル】
スケボー堀米雄斗 大逆転でオリンピック連覇   
土壇場で見せた精神力 起死回生の大技決める

写真:ゲッティ

写真:ゲッティ

堀米選手は、暫定7位からのまさに土壇場、最終5回目のトリックで97.08の高得点をたたき出し、大逆転で金メダルを獲得。

パリ・コンコルド広場が興奮に揺れたのは、29日午後6時25分。この時日本は、30日午前1時25分
SNSを見ると「堀米君金メダル見たので寝ます。おめでとう!おやすみなさい〜」と眠りにつく人も。

ところが、この後もドラマが待っていました。

【5つ目のメダル】
体操ニッポン 2大会ぶり金メダル!大逆転でライバル中国下す
エース橋本大輝の着地に大歓声 パリの夜が沸いた!

写真:ゲッティ

写真:ゲッティ

写真:ゲッティ

ライバル中国との3点以上あった点差を最終種目の鉄棒で大逆転。エース橋本大輝が着地とともに割れんばかりの歓声が上がりました。

パリの「夜」は大興奮。一方、日本は「夜明け前」の大興奮。
この時、パリ時間午後8時10分、日本は午前3時10分

この後も体操ニッポンの表彰式、選手のインタビュー…地上波のテレビ放送が終わったのは午前4時。もう日の出目前です。

SNSからは「オリンピックのおかげで睡眠時間2時間」「オリンピック休暇欲しい…」「生活の時間軸がオリンピックになってる」「パリオリンピックのせいで寝不足JAPAN」…まだ大会4日目ですが、早くも睡眠不足を訴える声が続々と上がっています。