<長井短 コメント>

――出演が決まったときは、どう思いましたか?

真っ先に思い出したのは、中学校の放送室でした。演劇部で俳優と音響を担っていた私は、放送室に積まれた大量のCDの中から『救命病棟24時』のサントラを選び、カセットテープにダビングしたのです。

劇伴の上でセリフを叫んでいた13歳の私は、まさか20年後に本物の『救命病棟24時』に参加できる日が来るなんて、夢にも思っていませんでした。

夢の叶(かな)い方には、いろんな形があるんだなと感動しています。

――江口洋介さん、松嶋菜々子さんの印象は?

クランクイン前の医療講習のとき、医療指導の先生に向き合うおふたりの姿勢から、おふたりのすごさが伝わってきました。

お部屋に入って来ただけで、こちらをポジティブな気持ちにしてくれる江口さん。思わず耳を澄ましたくなる、松嶋さん。

少し油断すると惚(ほう)けて見つめてしまいそうなので、ぎゅっと自分を律しております。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

私が演じる高見梢は、マイペースで、どこか達観した女性です。

彼女のように冷静に、朗らかに働けるようになれたらなと思う一方、ここに至るまで、さぞいろんなことを飲み込んできたんだろうなとも感じます。

年代や生き方によって、見える景色や居心地が違うことを繊細に描きたいです。お楽しみに!