<役どころ紹介②>

田村咲子(69):市毛良枝

ウズメの母。専業主婦でウズメと弟の尊を育ててきた。子どものやりたいことを尊重するやさしい母。

12年前、ウズメが傷つき、すべてがうまくいかなくなっていたとき、家に戻ってくることを提案したが、まさかそのまま、娘が引きこもることになるとは…。 

このままではいけないと覚悟を決めてからは、言いたいことをちゃんと言う強い母親に。 

ウズメにとって、誰よりも味方でい続けてくれる心強い存在。

<市毛良枝 コメント>

咲子さんは、ごく普通に真面目に生きてきたなかで、ある日、娘が引きこもってしまった。ただ、日常はいつも暗い顔をしているわけにはいかないので、普通の家族の日常を大切にしながら、できるだけリアルに存在したいと思っています。 

原作や台本を読んでいて、私もウズメかも…と思いました。たまたま俳優を続けさせていただけていますが、ひとつ何かをかけ違えていたらウズメのように自宅で映画見て文句言ってたかもしれないな、と(笑)。

そういう意味で、この物語は特別なお話ではなく、どこにでもある物語なんだなと思います。 

「ひきこもり」やそういった問題も偏見で決めつけず、もっと普通のこととして捉えて良いんじゃないかなと思います。

形は違っても、身近に同じような人はたくさんいると思います。 この作品を通して、少しでも理解が広がったら、うれしいです。 

三次元化することで、原作のウズメや咲子の姿、声、動きと違うと感じる方もいると思います。 
そこは、原作の人物像をなるべく裏切らないよう、私たちなりに頑張って再現しています。

何卒、お手柔らかに、よろしくお願いいたします(笑)。