<野木亜紀子 コメント>
NHKドラマ『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(2018)、WOWOWドラマ『フェンス』(2023)をともに作った北野Pがフジテレビに移籍したので、14年ぶりにフジテレビで書くことになりました。
どこの局だろうとやることは同じで、北野Pは相変わらず無理難題をいうし、資料を山ほど読まされるし、取材の鬼だしで大変です。おかげで今回も、北野Pとしか作れないドラマになっています。
そこに頼もしいスタッフ・キャストが集まってくださいました。過去二作と大きく違うのは、架空の国・ニッポニアが舞台であること。なんだそりゃ。ふざけてるのか。そこそこふざけてます。
ふざけた舞台の真ん中に降り立つのは誰か。真っ先に思い浮かんだのが、石原さとみさん。フィクショナルな設定の中でのリアルを見せてくれるに違いない。
法医学者・三澄ミコトから8年、混迷のニッポニアをサバイブする如月弥生の職業は大泥棒。テンション低めに軽快に、コケティッシュな魅力を発揮する。
彼女の視点でニッポニアを眺めたときに、楽しめるのか、楽しんでいる場合じゃなくなるのか。未来はどっちだ。
未来は僕らの手の中に、まだあるのか。みなさん自身の目で確かめてください。お楽しみに。
