5月に結成1周年を迎えた2.5次元ビジュアル系歌い手グループ・騎士X - Knight X -(よみ:ナイトエックス 以下:騎士X)。
彼らの武器である「声」の原点を語ってくれました。

てるとくん「リスナーさんから声を褒めてもらって…」

小山内:
動画では皆さんの顔がスタンプで隠されていますけど、そういうスタイルにこだわりがあるのでしょうか?

ばぁう:
騎士Xに改名してから顔を出すタイミングもありますが、スタンプを付けているメンバーもいます。例えば、ゲーム実況とか生配信とかをやるときは、3次元ではなくて2次元です。

それぞれの良さがあって、そういうところでリスナーさんには喜んでいただけていると思います。顔が見えないからこそ見たいし、ライブに来てくださる。見えることで、より親近感がわくという良さもあるかもしれません。

小山内:
コンテンツに合わせ、使い分けて活動をされているんですね。
では、そもそも音楽活動を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

タケヤキ翔:
きっとみんな、手探りだったよね。「どうやったら曲が作れるか」と興味で始めた人、ミックスしてくださる方を自分で探す人、きっかけはそれぞれ違うんじゃないかな。

しゆん

しゆん:
僕たちの界隈というのは、ボーカロイド曲をカバーする「歌ってみた」から始まり、そのうちオリジナル曲を出すようになる流れが主流で、ボーカルの人間がミックスや動画編集も手がけていたんです。

僕やばぁうは学生時代に憧れの歌い手さんがいて、「自分もやってみたい」というところから始まり、てるとくんはゲーム実況をやっていた。そして、翔ちゃんはもともとバンドを組んでいて…とそれぞれの出発点がまったく違います。

小山内:
そんな中で曲づくりはどのようにしているんですか?

ばぁう:
「こういう曲調は騎士Xに合うんじゃないか」と軸になるものを提案して、そこに「こういうふうにしたいね、ああいうふうにしたいね」と意見を出していきます。結構メッセージ性が強い曲が多いですね。

最近の曲でいうと、TikTokでたくさん踊ってほしいという思いを込めて、『天才ですまん!』という曲を発表し、TikTokではすでに3万回くらい使われています。

左から)しゆん、タケヤキ翔、ばぁう、てるとくん

小山内:
お話をうかがっていると、皆さん本当に美しい声をしていますよね。

タケヤキ翔:
ありがとうございます。

しゆん:
ですよね。

タケヤキ翔:
自分で言うな(笑)。

ばぁう:
美しい人に言われると嬉しいですね。やっぱりアナウンサーさんはその…

タケヤキ翔:
あなたももう、本当にやめなさい!

ばぁう:
声が透き通っていて。

小山内:
ありがとうございます(笑)。
自分の声が魅力的だと気づいた瞬間はいつでしょうか?

ばぁう:
生まれたときとか。「おぎゃぁ」のときから、ちょっといい声だなって。

てるとくん:
こんなに低い声の赤ちゃんはいないけどね(笑)。

しゆん:
ばぁうはセリフ動画なども発信しているので、リスナーの方から声のよさ良さを評価していただくことが多いんですよ。

どこで気づいたかでいうと、活動を始めたときとかなんじゃないですかね。音楽を始める人って、自分の歌や声を届けたいという人がほとんどだと思うんです。多少なりとも「あれ、ちょっと俺の声、いけんじゃね?」みたいな、みんなあるんじゃないかな。

ばぁう:
てるちゃんの声って男性では高いほうだから、すごく珍しいって言われるんじゃない?

てるとくん

てるとくん:
そうだね。活動を始めたころにリスナーさんから声を褒めてもらって、そこからこの声を使って「“歌ってみた”やってみよう」とは言われましたね。

クスリと笑える掛け合いから、アーティストとしての真摯な一面まで多彩な表情を見せてくれましたが、最後は、これからの活動で成し遂げたい「今後の目標」を聞きました。