このたび、佐藤さん、浅田さん、江口さんがコメントを寄せました。
佐藤浩市(ガンさん役)コメント
脚本を読んだ時に、これは観る人によって受け取り方が大きく変わる作品になるだろうなと思いました。好きか嫌いか、共感できるかできないか、その揺らぎを含めてこの映画には価値があると感じています。
私が演じた人物もまた、一言では説明できない存在です。むしろ、その正体の掴めなさこそが大切だったように思います。
『殺人の門』は、登場人物たちを眺める物語であると同時に、自分自身の立ち位置を問われる物語でもあります。ぜひそれぞれの視点で受け止めていただければと思います。
浅田美代子(川本房江役)コメント
金井監督とは以前ご一緒したことがあり、とても信頼している監督なので、この作品に参加できたことは光栄です。東野圭吾さんの原作も本当に面白くて、「なぜ今まで映画化されていなかったんだろう」と思ったほどでした。
私が演じたのは、一人暮らしの寂しさを抱えながら生きる女性です。人とのつながりを求める気持ちがあるからこそ、寂しさゆえに巻き込まれてしまう。その心情にはとても共感できました。
この物語には、人の弱さや孤独、そして誰もが抱える危うさが描かれています。ぜひ劇場で、この世界に触れていただけたら嬉しいです。
江口のりこ(門田楓役)コメント
私が演じたのは、田島という人物の話を聞いていく刑事です。観客の皆さんと同じような目線で彼の話を追いながら、一方で刑事として、その言葉が本心なのか嘘なのかを見極めようとする立場でもあります。
人の記憶や感情は決して単純ではなく、この物語にはその複雑さが丁寧に描かれていると思います。観ているうちに登場人物たちへの見方も少しずつ変わっていくはずです。ぜひ劇場で見届けていただけたら嬉しいです。
