倉悠貴さんが主演を務める映画「OUT」の初日舞台挨拶が、11月17日に行われ、倉さん、醍醐虎汰朗さん、与田祐希さん(乃木坂46)、水上恒司さん、與那城奨さん(JO1)、大平祥生さん(JO1)、金城碧海さん(JO1)、庄司智春さん(品川庄司)、渡辺満里奈さん、杉本哲太さん、品川ヒロシ監督が登壇しました。
この作品は、品川監督の中学からの友人・井口達也さんの青年時代を詰め込んだ実録漫画が原作。”狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也(倉)が、少年院から出所し、暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会いを体験しながら、更生の道を歩むストーリー。
<醍醐虎汰朗 映画「OUT」でカリスマ総長役!「ピリッとした空気を漂わせるようにしました(笑)」>
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下段左から)水上恒司、与田祐希、倉悠貴、醍醐虎汰朗、品川ヒロシ監督
倉悠貴&水上恒司 体からの湯気はCGではない「撮影は本当に大変」
品川監督は公開初日を迎え、「この1~2ヵ月は、長かったですね。『早く封切られないかな』と思いながら、毎日過ごしていました」とコメント。
撮影を振り返り、倉さんは「撮影は本当に大変で、1月から2月の間に撮っていたんで本当に寒かったです。劇中で筋トレをするシーンがあり、(体から)湯気が出ているんですけど、それはCGで足したわけではなくて、現場の近くに簡易サウナを設置して、10分ほど入ってから、急いで撮影をしていたんです」と回想。
水上さんは、「僕はネックレスをしていたんですけど、それが(サウナの熱で)チンチンにアツくなって。本当に60℃くらいには熱くなっていたと思います。僕のせいですけど(笑)」と明かしました。
品川監督は、「もっと現場が寒ければ、湯気がもっと出たんだけど、その日に限って少し暖かかったんですよ…」と残念がりました。
アクションシーンについて、与田さんは「『大変そうだな~』と思って見ていました(笑)。本当にギリギリの戦いのようだったので、(拳などが)当たったらどうなるんだろう…と。見ていて、少し目を背けるような。怖かったです」とコメント。
ここで、水上さんが「与田ちゃんは、そういうケンカみたいなのはしたことがあるの?」と尋ねると、与田さんは「最近はないです」と意外な返しに、周囲はびっくり。
続けて、与田さんは「小学生の頃はみんなあるじゃないですか…。Tシャツを破いて、山に登って、転げ落ちて、海に入って、木に登った」と告白。
品川監督は、「最終的に海に入って木に登るって、その話何なんだよ!」とツッコミ笑わせました。
映画「OUT」は、全国公開中。
配給:KADOKAWA
(c)2023『OUT』製作委員会