『あたりのキッチン!』より、渡部篤郎さんのコメントが到着しました。
11月18日(土)、桜田ひよりさん主演の土ドラ『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系)第6話が放送されます。
本作は、自身の味覚に絶対の自信があり料理が得意なものの、コミュニケーション能力ゼロの大学3年生・辺清美(あたり・きよみ/桜田)が主人公。
「就活を前に自分を変えたい!」と定食屋さんでアルバイトを始めたことで、料理を通じて周囲の人たちと気持ちを通わせていくハートフル“グルメ”ドラマです。
清美が働く定食屋さん「阿吽」の店主・中江善次郎を渡部篤郎さんが、善次郎の一人息子で、父親に素直になれずお互いに壁を感じている高校生・中江清正を窪塚愛流さん、清美と同じ大学に通う医学生・鈴代桜を工藤美桜さんと、華やかなキャストが作品を彩ります。
このほど、清美の成長をやさしいまなざしで見守る善次郎を演じる、渡部篤郎さんからコメントが到着。
渡部さんの演技は、先日放送された『週刊フジテレビ批評』(フジテレビ)の秋ドラマ辛口放談で、「普段はクセの強い役や悪役がキャステイングされがちだが、それだけでない渡部さんを見せてくれている。作品の温かさをこの人が体現しているなと感じる」「この役を愛している、心を込めて演じているのが画面から伝わってくる。(渡部さんが)ホームドラマがハマることを再認識させてくれた」など、スポーツ新聞芸能記者やドラマ解説者から高い評価が寄せられました。
土ドラ『あたりのキッチン!』第6話は、11月18日(土)23時45分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<渡部篤郎 コメント>
――撮影はいかがですか?
「心の機微を丁寧に描くことが、日本の得意分野」と、以前のインタビューでお話したのですが、今回のようなドラマを作りたいという人がいて、起用していただいたわけですから、そこにすべてを費やすのが、自分の仕事だと思って演じています。
ドラマの現場では、さまざまな技術が日々進化していますが、カメラの前で演じる役者の仕事に関しては、昔も今も変わりません。「与えられた役をまっとうする」という意味では、役者という仕事は、非常に職人的といえるかもしれませんね。
――周囲の反応は?
ドラマを見た妻が「料理を作ってみたい」と言ってくれて、それはとてもうれしかったですね。それって、一番身近な人たちが、第三者の視点で見てくれているということだから。
ただ、今回は料理を説明するためにセリフの量が多くなっていて、そこが大変ですね。料理に興味を持って見てくださる方もいるでしょうし、手を抜くわけにはいきませんから。
――桜田ひよりさんや窪塚愛流さんの印象はいかがですか?
簡単な言葉になってしまいますが、桜田さんはすごく役になりきっていますよね。決して簡単なことではないのですが、努力して役をきちんと自分のものにしている。しっかりと勉強して
真摯に芝居と向きあっているんだなと感じるので、僕自身、刺激を受けています。
窪塚君は、まだ手探りの部分もあるんだろうと思います。 でも、今の時期はそれでいいと思うし、一つずつクリアしていくことで、人としても役者としても成長していくんじゃないですか?僕もそうだったから。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
キャストもスタッフも心を込めて作っているので、いろいろな見方があっていいと思いますね。そこは、視聴者のみなさんに委ねたいと思います。
清美の成長に注目される方もいれば、料理に着目される方もいる。また、善次郎と清正が父子として徐々に打ち解けていく過程に注目される方もいるのではないでしょうか。
ただ、清美のようになかなか人と打ち解けられない人にとって、「阿吽」みたいな場所があるということが大切だったり、そういう場所が自分の側にもあったらなと、思っていただけたらいいなと思います。
<第6膳 あらすじ>
ある日、清美(桜田ひより)が「阿吽」に行くと、困り果てた善次郎(渡部篤郎)の姿があった。鼻が利かなくなり料理の匂いを嗅ぎとれず、味見ができないという。
清美の味覚を信頼している善次郎は、自分の代わりにと味見役を任せることに。細かな点まで念入りに確認していく善次郎の姿勢に、清美は改めて細かな気遣いが味つけに反映されていたことを痛感する。
何とか大役をこなした清美だったが、さらなるトラブルが店を襲うことになり…。
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