『時をかけるな、恋人たち』第4話が放送されます。
カンテレ・フジテレビ系火曜23時のドラマ枠「火ドラ★イレブン」で放送中の『時をかけるな、恋人たち』。
時間SFを得意とする、ヨーロッパ企画の上田誠さんのオリジナル脚本。吉岡里帆さん主演、恋の相手役・永山瑛太さんによる、二人がタイムパトロール隊のメンバーとして、違法に時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、自らも時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディです。
吉岡さんは、令和の時代を生きる“辻褄(つじつま)合わせ”が大得意な主人公・常盤廻(ときわ・めぐ)を、永山さんは、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(いうら・かける)を演じています。
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第4話で、廻(吉岡)と(永山)翔が取り締まるのは、23世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋。
吉岡さんに「『トキコイ』の印象に残っている回は?」と聞いたところ、「私は、第4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です」との回答が。
そんな第4話で、未来からやってきて長期滞在をしていた違法タイムトラベラーの池浦トシを演じるのは、田村健太郎さん。
売れない作家だったトシは、令和の世界で、舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中になっていました。
トシの相方・水戸桜を演じるのは、福田麻貴(3時のヒロイン)さんで、二人は恋愛関係にある設定。
田村さんと福田さんは、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねたといいます。
火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』は、10月31日(火)23時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
<吉岡里帆 コメント>
――『トキコイ』で印象に残っている回は?
私は、第4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です。
『トキコイ』は、第5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。第6話は、廻のお父さんとお母さんの身内の話。第7話からは、自分たち自身の話になります。
そのなかでも第4話は、1人で進むことも肯定する回。「恋っていいよね!」っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です。
<田村健太郎 コメント>
――田村さん演じる、池浦トシはどんな役どころですか?
トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。
そのトシのマインドは、すごくわかります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そして、そこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。
作中では、それは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります。
――福田麻貴さんの印象は?
福田さんは、漫才のときもこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分、すごくトーンを調整してくれましたし、バランスをとってくれてたんじゃないかと思います。やさしくしていただきました。
あと、福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベってることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。
そこらへんが、「ああー、やっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだな」っていうのをつくづく感じました。
――第4話の見どころは?
恋人との記憶や生活が綺麗に消されてしまうという様を、廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。
現場でも、セリフにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのが、すごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティに急にハッとさせられるんです。
そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!
<福田麻貴 コメント>
――福田さん演じる、水戸桜はどんな役どころですか?
芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。
水戸桜は、一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、健気でちょっと痛々しいです。
めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです。
普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも、標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです。
――田村健太郎さんの印象は?
田村さんは、一回目の打ち合わせからツッコミが上手くてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に「もう一回合わせときましょか」と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした。
――第4話の見どころは?
第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。
お笑いをやっているのに、なぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
おもしろくて切ないラブストーリーです! お楽しみください。
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