映画「キリエのうた」で集まった3人が、撮影秘話やプライベートを語ります。

10月8日(日)の『ボクらの時代』は、アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗(SixTONES)さん、岩井俊二監督が登場します。

岩井俊二「中学からの友だちが松村北斗って知ってる?」

アイナさんと北村さんは、10月13日(金)に公開予定の映画「キリエのうた」で共演。岩井さんが、原作・脚本・監督を務めています。

松村さんは「そもそも、僕からすると岩井俊二作品に出るって、もう人生ひっくり返ったみたいな出来事なんですよ」と語ります。

岩井俊二

岩井:本当ですか?

松村:なんで知ってたんですか?松村北斗を。

岩井:北斗はね…。

松村:普通、知らないですよ。

岩井:最初はちょっと、とある友だちがいて。中学時代からの友だちで、「松村北斗って知ってる?」って連絡くれて。「今、朝ドラに出ててさ。ちょっと岩井っぽいんだよね。なんか中学時代のさ」みたいな。

松村:(笑)。

岩井:そうなると、気になるじゃないですか。

アイナ:そうですね。

松村さんは「もともと近いところはあると思う」と語り、岩井監督の現場スタッフからも「似ている」と言われたことを明かします。

また「お芝居は、ほぼ未経験」というアイナさんを、岩井監督が(主演に)起用したきっかけや理由も明かします。

アイナ・ジ・エンド「親友が言うんだったら…」

4歳からダンスをやっていたというアイナさんは、歌を始めたきっかけを語ります。

アイナ・ジ・エンド

アイナ:高校3年生のときに、ダンスの相方とカラオケに行ったんです。そしたら、その子が泣いてて「アイナのことを初めて尊敬したわ」って。「アイナは、たぶん歌をやったほうがいい」って言われて。「私、ダンサーになりたかったんだけどな。でも、親友が言うんだったら本当に歌のほうが向いているのかな」って思ったのがきっかけで「歌をやろう」って。

岩井:それまでに、自分は「私って歌うまいよな」って思ったことはあるよね?

アイナ:ないんです。

岩井:ないんだ?え?

松村:「え?」ですよね(笑)。

アイナさんは「声がガラガラで低かった」と、コンプレックスを告白。また、「(東京の)中野の路上で歌っていた」当時を振り返り、松村さんを驚かせます。

松村北斗、SixTONESは「10年くらい一緒にやっていて、今は最高」

岩井さんは、グループ活動(※)について、アイナさん、松村さんに尋ねます。

(※)アイナさんは、2015年より「楽器を持たないパンクバンド」BiSHのメンバーとして活動。今年6月、人気絶頂のなか惜しまれつつも解散。現在は、ソロアーティスト・表現者として活動しています。

松村北斗

岩井:アイナさんは解散しちゃったけど、グループっていう、仲間たちと一緒にいろんなものを作り上げていくということがあるでしょう?でも僕なんかからすると、(ソロ活動と)両方、そこをしなやかにやり遂げてるように見えるんだけど、それって、それなりに大変じゃないかなとも思うし。

アイナ:私は解散して今、2ヵ月ちょっと経ったので、正直、もう過去の話みたいな。なんていうか結構、美化しちゃっていて。すごく忙しくて、すごく大変だったはずなのに、なんか全部、最高だったなとしか思えないっていうか。

松村:僕は、2013年とかから、もう10年くらい一緒にやっていて。今は最高です。けど、さかのぼっていけば…。

松村さんは、過去に抱いたメンバーへの思い、焦燥などを赤裸々に打ち明けます。

2人の話を聞いた岩井監督は「創作意欲が勝手に発動してしまう」といって…。

ほかにも、芸能界に入ったきっかけ、岩井監督の創作の原点やプライベート、松村さんと岩井監督の共通点などさまざまな話題を展開します。

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