諸葛孔明/向井理

「魏」「呉」「蜀」という三つの国が天下の覇権争いをしていた三国時代に、「蜀」に仕えた“天才軍師”。魔法のような作戦を考えては、次々と敵を倒し、戦で数多くの功績を残してきました。西暦234年、戦いのさなか病で倒れ、息を引き取ります。

しかし、なぜか現代の日本へと転生し、ハロウィンでにぎわう夜の渋谷に降り立ちました。

ゾンビや吸血鬼、オオカミ男など仮装をしている人たちを見た孔明は、“死後の世界”だと勘違いし、状況がわからないまま渋谷の若者たちに絡まれて、ダンスミュージックが鳴り響くクラブにたどり着きます。

そこで歌っていた英子(上白石萌歌)の歌声に心打たれ、彼女の軍師(マネジャー)として全力でサポートすることを決意。

当初、“死後の世界”だと思っていたものの、あっさりと転生を受け入れ、スマホを使いこなし、ライブハウス「BBラウンジ」ではバイトもこなします(どんなに忙しくても、お酒をどんどん作り上げ、手際よくさばく才能も)。