ギャロップ(林健さん、毛利大亮さん)が、『ENGEIグランドスラム』初出場の感想を明かしました。
土曜プレミア『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ)が9月23日(土)21時より放送されます。(『FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』延長の場合、放送時間変更の場合あり)
この番組は、“日本一豪華なネタ番組”をコンセプトに、漫才、コント、そしてもちろんピン芸に至るまで、ジャンルの垣根を越えて誰もが「面白い」と認める芸人たちが一堂に会し、珠玉のネタを披露する笑いの祭典。
MCは、ナインティナイン(岡村隆史さん、矢部浩之さん)、渋谷凪咲さんという新たなタッグのもと、総勢21組の芸人が一堂に会し、超豪華なネタ祭りを開催します。
出演者は以下の通り。
「本ネタ」
囲碁将棋、ギャロップ、さらば青春の光、ジェラードン、陣内智則、ダイアン、男性ブランコ、チョコレートプラネット、天才ピアニスト、東京03、ナイチンゲールダンス、2丁拳銃、ネルソンズ、バカリズム、爆笑問題、ハライチ、見取り図、ロッチ、ロングコートダディ ほか
「ゴッドスター中継企画」
MC:飯尾和樹(ずん)
ネルソンズ、ジェラードン、ハリウッドザコシショウ、キンタロー。
(敬称略/五十音順)
フジテレビュー!!では、出番を終えたばかりのギャロップにインタビュー。初出場の感想や、『THE SECOND~漫才トーナメント~』優勝後の心境などを聞きました。
<ギャロップ コメント>
――『ENGEIグラドスラム』に出場が決まったときの心境は?
毛利:シンプルに「よし!」です。そして、(出場者がもらえる)“ENGEIバッジ”がゲットできる。これが目標でした。
番組のオーディションを受けようとしていたくらい出たかったので、(オファーを受けて)よかったです。
林:『THE SECOND~漫才トーナメント~』で優勝をして、(『ENGEIグラドスラム』と)同じテレビ局ということで、「リアルに番組に呼んでくれるんじゃないか?」と、思いながら待っていました。
なので、出演が決まった時は、スケジュールから「仮」の文字が消えてうれしかったです。
――実際に舞台に上がった感想は?
毛利:「(ステージに上がる際の)せり上がり長っ!」です。漫才をするよりも緊張したかもしれない。どの顔で出てきたら正解なんやろって。
林:顔もそうですけど、「ステージに降りる階段を気をつけないといけない」というのと「そこに気がいき過ぎて、ネタを飛ばしちゃいけない」という緊張でした。
さすが「THE SECOND」優勝者ですね、若々しさが何にもない(笑)。階段に手すりがついていたら、持って降りていたんじゃないかというくらいでした。
――『ENGEIグラドスラム』に出演をして、他の芸人さんとの絡みはありましたか?
毛利:絡みはなかったですけど、僕らのネタのテーマでMCの3人を困らせてしまう場面がありました(笑)。
林:MCの矢部さんが、サッカーのイベントを主催していて、それに毎年呼んでくれているんです。
最初のころは大阪で開催していたんですけど、最近は東京での開催で、なぜか大阪よしもと所属の芸人は、僕だけなんです。
「THE SECOND」で優勝をする前のギャロップなので、“誰だけ”を呼んでんねん、と。東京のちびっ子がくるイベントなので、誰も僕のことを知らないのに、毎回呼んでくださる。
今日の収録前のお手洗いで矢部さんにお会いしまして、「THE SECOND」の優勝をねぎらってくれつつ、「もう、(有名になったしサッカーのイベントに)来んとくか?」って。
「そんなこと言われたら、俺終わりやろ」と思い、「やっと、誰かわかる状態になったので、必ず行かせてください」とお願いしました。
――『THE SECOND~漫才トーナメント~』で優勝しましたが、変化はありましたか?
毛利:お客さんの反応ですかね。ステージに出て行ったときに、前のめりに見ていただけるようになった肌感はあります。
林:単純に、関東圏でネタをさせていただく機会が増えました。それまでは、名古屋もなかった。
近畿2府4県と言われるエリアでの活動がほとんどだったので…。「新幹線が止まってしまい、大阪に帰れない日が来るなんて!」みたいなことも経験させてもらいました。
毛利:今日の東京に来る新幹線で、フットボールアワーの後藤(輝基)さんに会って、「お金増えたか?」ってすごく気にされてたんですよ。
ただ、まだよしもとの給料が反映されていないんです。それを先輩が心配してくれはるのが、うれしかったです。
給料が変わったら、すぐに報告したいと思います。これからですかね。まだまだ楽しみがある感覚です。
林:芸人のYouTubeチャンネルはマネージャーに話が行く前に、個々で打ち合わせたりしているんですけど、「お前どうせ忙しいやろ?」って判断されて、誘われなくなりました。
僕が誰にでも今までは合わせられていたので、「案外行けるんだけど…」と言うと「じゃあ、お願いするわ」というやりとりが“あるある”になりました。
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――プライベートでの変化はありましたか?
毛利:今までは、街を歩いていても林だけが指を差されていたんです。自分も声をかけていただけるようになったので、笑顔で返させていただいています。
林:結婚をして、6月くらいに引っ越しをさせていただきました。
カツカツの引越しをする予定でしたが、「THE SECOND」での賞金が入るので、ほしい家具を買ったり、もろもろの支払いをしていたんです。そのことで妻と話すのが「優勝してなかったら、どうしてたん?」と。
優勝賞金を使ってもカツカツの引越しになったので、優勝できて本当によかったです(笑)。
――「THE SECOND」で優勝を争ったマシンガンズは、放送後にSNSでバズったりしています。お2人は、その様子をどのように思っていますか?
毛利:「マシンガンズの方が出過ぎやな」と、各メディアで言っています(笑)。
腹が立つとかではもちろんなくて、「THE SECOND」って仲間意識がすごくて、特攻隊長として滝沢(秀一)さんが行ってくれるのはうれしいです。
その盛り上がりに乗っかることは、昔の自分たちならやっていなかったんですけど、(マシンガンズが火付け役となった)「#自撮りおじさん」をみんなでやろう、と。
僕の中では、「滝沢さんありがとう」です。
林:僕らの漫才の掴みで、「お前ら生え過ぎちゃう?」「お前が抜け過ぎやねん」というのがあるんですけど、それに照らし合わせると「マシンガンズさん出過ぎちゃう?」「ギャロップが出てなさ過ぎやねん」という可能性がある。
「THE SECOND」優勝というこで、僕らも頑張らなければいけないところがあるので、『ENGEIグランドスラム』でのチャンスをものにしたいです。
――毛利さんは、先日の『人志松本の酒のツマミになる話』の放送で公開プロポーズをされていましね。
毛利:年内か、年明けには結婚をしようという話にはなっているのですが、意外とタイミングがなくて。
林:あれだけ大きなテレビ番組で、しかも松本(人志)さんがいる前でプロポーズをしたのに、まだ結婚してないということは、別れたんじゃないか、と。
毛利:大丈夫です!(婚約)継続です。あの番組で言ってしまったから、結婚式を挙げる日はしっかりとやりたいのよ。
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――ギャロップは今、結成20周年で全国ツアーを回っていますが、どのように今後活動していきたいですか?
毛利:全国ツアーも初めての経験なので、いい結果が出せるように頑張りたいです。
大阪公演では、なんばグランド花月に(全国ツアーのゲストとして)マシンガンズさんが立つんです。それは、僕の中で感動があります。
また来年、ツアーをやるのかわからないですが、「ツアーっていいよね」と思えるような結果になればと思います。
林:漫才好きのお客さまと、普段はお茶の間だけど、たまになんばグランド花月で漫才を見ようかと来てくれる家族連れのお客さまを、特に笑わせられる漫才師であることを、この機会にアピール出来たら。
もちろん、漫才を見て「キャーキャー」と言っているようなお客さまもこの機会に、このおじさんたち面白いなと思ってもらえたらいいんですけど、威厳を保つためにも、「そういう子らはええねん」と。
毛利:それをするから、あかんのよ。
林:「漫才師で誰が好きなん?」とその子らに聞いて、「あ~はいはい(笑)」みたいな。
毛利:誰を言われたんや。
林:2~3年前なら名前を言っていましたが、「THE SECOND」で優勝したので(笑)。