9月11日、来月から東京・銀座の歌舞伎座で上演される「文七元結物語」の製作発表記者会見が行われ、主演の中村獅童さん、寺島しのぶさん、今回初めて歌舞伎座の演出を務める、映画監督の山田洋次さんが登場しました。

左から)寺島しのぶ、中村獅童、山田洋次

本作で、初めて夫婦役で共演する、同い年の獅童さんと寺島さん。

山田さんは「(獅童さんと寺島さんが)子どもの頃から仲良が良かった。けんか友だちのようであったという話を、彼(獅童)がとても楽しく話していて、そんな2人ならばとってもいい夫婦になるのかなと」と期待を込めました。

獅童さんは「よく(寺島さんと)2人で飲みに行っていて、『自分がもし男だったら歌舞伎をやりたかった』と話してくれたんです。その言葉がずっと僕の心の中にある」とコメント。

寺島さんは「プロ集団の中に私が入るわけなので、どれだけ間に合うか、どういうものができるか、(今は)全くわかりませんけれど、(お客さんに)『この劇場にきて良かった』と言っていただけたらいいなと思います」と話しました。