青山新さんが、同世代の演歌歌手に対する思いを語りました。
<【写真6枚】この記事の写真を見る>
令和の演歌・歌謡界をけん引する演歌第7世代(※)の1人、青山新さん。2020年にテイチクレコード創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとしてデビュー後、爽やかなビジュアルと力強い歌唱でファンを魅了しています。
(※)辰巳ゆうとさん、新浜レオンさん、二見颯一さん、彩青さんら、20代の若手演歌歌手の総称
先日、お昼の生バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ)の「ブレイク必至!箱入りイケメン大集合」のコーナーに出演。こぶしの効いた歌声と趣味の絵を披露し、注目を集めました。
フジテレビュー!!は、『ぽかぽか』出演後の青山さんにインタビュー。バラエティ番組に出演した感想のほか、7月19日に発売する新曲「女のはじまり(快新撃盤)」について、フジテレビュー!!「眼福♡男子」に登場後の2年半で変化したことなどを聞きました。
<【眼福♡男子】青山新 演歌界の期待の新星も、素顔はハタチの青年>
女歌に初挑戦!尊敬する八代亜紀の言葉を受けて「代弁するように歌う」
<青山新 インタビュー>
──まずは、『ぽかぽか』の「ブレイク必至!箱入りイケメン大集合」のコーナーに出演した感想を聞かせてください。
普段出演している歌番組と違った現場で、コンセプトが…一応、“イケメン”ということだったので、すごく不安はありましたけれども、楽しかったです。
スタジオには、日ごろからお世話になっている天童よしみさんもいらして心強かったですし、貴重な経験でしたので、またこういったバラエティ番組にも出られるように頑張りたいなと思いました。
──箱に入って登場するという、出方が特殊でしたね。
昔からある「箱の中身は何だろな?」の対象に自分がなるなんて…こんな日が来るとは思いませんでした(笑)。最初は「僕で申し訳ない」という思いもありましたが、貴重な経験をさせていただいたなと思っています。
──7月19日に新曲「女のはじまり(快新撃盤)」が発売されます。一度2月に発売されている曲の“追撃盤”ですよね?
はい。デビュー時から「仕方ないのさ」は“新緑盤”、「霧雨の夜更ける」は“雨上がり盤”、「君とどこまでも」は“新!装盤”とタイトルをつけ、ジャケットやカップリング曲を変えて追撃盤を出させていただいてるのですが、今回は“快新撃盤”として再度発売させていただきます。
「女のはじまり」は、表題曲も2月に発売した際のカップリング曲「どうにもならない恋だもの」も女歌でした。ですので、快新撃盤も女歌でいこうということになり、カップリングに「あなた探して港町」を収録しています。
──「女のはじまり」で初めて女歌に挑戦したそうですね。
僕は八代亜紀さんや青江三奈さんが特に好きなのですが、お2人はムーディでジャジーな女歌をよく歌っていらっしゃいました。ですから、自然とそういう楽曲をよく聴いていて。また、男性で言うと森進一さん、前川清さんといった先輩方を尊敬していたので、僕も同じような路線で活動できたらと思っていました。
そんななかで、この「女のはじまり」と出会うことができて、女歌に挑戦することができてうれしいです。
──女歌を歌う際に心がけていることや、これまでの曲との意識の違いなどはありますか?
歌い方は変えていますね。うなったり、がなったり、あえてブレスを音に乗せたり。そういったテクニックは1曲の中に詰め込んでいます。
心情的には…多少、主人公の女性の気持ちになりつつ、代弁するように意識しています。というのも、尊敬する八代亜紀さんは「(楽曲は)経験談ではありません。私は、あくまでも代弁者です」と、こうおっしゃっているんです。
なので、僕も主人公の気持ちを代弁するように歌うようにしています。そこは、女歌とそれ以外の曲との違いですね。
──女性の気持ちは、どのように理解していますか?
今作で言うと、作詞家の田久保真見先生のもとにうかがって、「これはどういうことでしょうか?」「なぜ、こういうフレーズになったのでしょうか?」と、いろいろと質問して教えていただきました。
中には、自分の想像もあります。カラオケなどで歌う際は、皆さんそれぞれの解釈で歌っていただけたらいいのかな、と思いますね。
──「女のはじまり」に対する、ファンの皆さんからの反響はいかがですか?
「新ちゃんはブルースが似合う」「新くんが表現する女歌の世界も好き」「これぞ新くんの真骨頂だね」などと好意的に受け取って、喜んでくださる方がたくさんいらっしゃいました。その一方で、「青春っぽい曲のほうが新くんに合ってると思う」という方もいらっしゃいますね。
賛否両論あるのはもちろんですし、どんな意見であっても、反響があるということは皆さんの視野に入っているということですから、ご意見をいただけることがうれしいです。
歌によって“青山新”という人間自体が変わるわけではないので、今後もさまざまな楽曲にチャレンジして幅広い表現者になれたらと思っています。
今年の夏はグランピング施設で“贅沢キャンプ”がしたい!
──「眼福♡男子」への登場から2年半。あの当時からの成長した点、変化した点はありますか?
以前よりも「明るくなった」と言われることが多いですね。
インスタライブでステージに立っているときとは違う素の表情を見せても、ファンの皆さんが受け入れてくださって。以前はいろいろと考えすぎていた部分もあったのかもしれませんが、今はあまり構えすぎず、自然体でいられるようになって、それが明るさにつながっているのかなと思います。
──この2年半のさまざまな経験が、自信につながっているということもあるかもしれませんね。
そうかもしれません。信頼関係ができたと言うとおこがましいですが、僕のことを認知してくださる先輩方や共演者の方も増えてきたことは、自信につながっていると思います。
──青山さんにとってライバルは誰ですか?
演歌第7世代のみんなはライバルだと思いますけど、仲間意識のほうが強く感じています。…と言いつつ、どうしてもステージの上に立つと「この人よりは上手く歌いたい」と思い、自然とライバル視してしまいますが(笑)。
それでも、勉強にもなりますから、日々皆さんのステージを見に行っています。先日も新浜レオンさん、二見颯一さん、辰巳ゆうとさんのステージを見に行って、「先輩はこういう見せ方だけども、僕のキャラクターだったらこういう風に見せるのがいいのかな」などと考えさせられました。いつも刺激を受けていますね。
──この夏やりたことはありますか?
グランピングが気になっていますね。出身地の千葉県に、グランピング施設が充実しているところがあると聞きました。以前、コテージを借りてバーベキューをやったことがあるのですが、それがすごく楽しかった思い出もあるので、グランピング施設で贅沢なキャンプ体験をしたいです。
──最後に読者へメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。今年に入ってデビュー4年目を迎えましたが、ここまで本当にあっという間でした。
今年もすでに折り返していますが、「女のはじまり(快新撃盤)」の発売、8月、9月にはいろいろなイベントへの出演、11月には地元・浦安でのコンサート(「青山新コンサート2023 ただいま!おかえり!おかわり!」)、とまだまだ楽しみがたくさんあります。
日々成長できるように、ファンの皆さんにいい歌をお届けできるように頑張ってまいりますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします!
<「女のはじまり(快新撃盤)」リリースイベント概要>
7月20日(木)/東京・イーアス高尾 1階 そよかぜ広場
7月21日(金)/埼玉・上尾ショーサンプラザ 1F センターコート
7月27日(木)/埼玉・アリオ川口 1F センターコート
8月11日(金・祝)/埼玉・イオンタウン上里 1F ふれあいコート
<「青山新コンサート2023 ただいま!おかえり!おかわり!」公演概要>
会場:浦安市文化会館 大ホール
日程:11月19日(日)
詳細は、青山新公式ホームページまで。