松岡修造さんが、現代版にアップデートした郷土料理に感嘆!

7月16日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、福井県あわら市の「脱塩へしこ」が紹介されました。

74本もの源泉がある福井県屈指のあわら温泉、石原裕次郎さんも訪れたという「光風湯圃べにや」を訪れた松岡さんは、まずはかけ流しの温泉を堪能。

左から)「光風湯圃べにや」料理長の村田浩志さん、女将の奥村智代さん、松岡修造さん

すっかりリフレッシュした後は、女将の奥村智代さんと料理長の村田浩志さんから、脱塩へしこ料理を紹介してもらいます。

さばのへしこは、塩とぬかで漬けた福井県の郷土料理で、塩味と旨味が強いのが特徴の発酵食ですが、酒粕の床に漬けることで、約40%の脱塩になっているそう。

そんな脱塩へしこを使用し、優しい塩味が酢飯と相性抜群な「脱塩へしこの棒寿司」をいただいた松岡さんは、「全然、塩辛くないんですよ、旨味が増している」と頷きます。

この棒寿司にはチーズが乗っているため、「へしこの旨味からチーズがビョンって入って来るんですよ。旨味と甘味が増していくような」と、絶妙なハーモニーを楽しみます。

「脱塩へしこ」

続いては、噛むほどに旨味が溢れ出る「脱塩へしことたくあんの冷やし煮物」をいただくことに。

松岡さんは、口に運んだ瞬間に「おお!」と思わず笑みをこぼし、「へしこってこんなに噛み応えがあるのかっていうくらい、ぐっと噛むとじゅわって出てくる」とジェスチャーを交えて味を表現。

「塩辛さを一切感じない」と驚く松岡さんに、村田さんは「あえて脱塩したへしことたくあんの塩気だけで煮ることで、旨味がちょうどお出汁にも出ておいしく仕上がります」と調理のポイントを教えてくれました。

奥村さんから、地域の恵みの繋がりと、福井の食の豊かさについて説かれた松岡さんは、「伝統を変化させながら新たな料理を誕生させているのが面白いなと思います」と、現代版にアレンジされていく郷土料理に思いを馳せていました。

次回は7月23日(日)に放送予定。

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