映画「最後まで行く」で集まった3人が、制作秘話やプライベートについて語ります。

5月21日(日)の『ボクらの時代』は、岡田准一さん、綾野剛さん、映画監督の藤井道人さんが登場します。

綾野剛 藤井道人監督は「すごい画を撮る監督」

岡田さんと綾野さんは、藤井さんが監督・脚本を手がけた公開中の映画「最後まで行く」に出演しています。

綾野剛

岡田:(綾野さんと藤井さんに)2人は、仲良しですよね?

綾野:そうですね。

藤井:はい。

岡田:何から一緒ですか。

綾野:僕は、(映画)「ヤクザと家族 The Family」という作品からです。

岡田:あれが最初?

藤井:あれが最初でした。

綾野:すごい画を撮る監督だなっていうのがずっとありまして。で、「ヤクザと家族 The Family」の話が来たときに、もう、すぐ「お受けします」と伝えました。

岡田:(綾野さんに)どういうふうに見てるんですか、藤井監督のこと。

綾野さんは、藤井監督が「恥ずかしいです。緊張しますね」と言うなか、藤井作品に参加し感じていることを明かします。

藤井道人「『木更津キャッツアイ』のぶっさんが好きだった」

一方、今回が2回目の共演となる岡田さんと綾野さん。岡田さんは、藤井さんに「最後まで行く」の配役で「僕らを選んだのはなぜか」と問いかけます。

藤井道人

藤井:個人的な趣味で。やっぱり岡田さん、本当に最近、日本国を背負ってる役が多いというか。もう、男の中の男っていう役が多かったんですけど。世代としては、やっぱり『木更津キャッツアイ』(TBS)だったり、『学校へ行こう!』(TBS)とかアイドル時代の岡田さんの、ぶっさん(※)みたいな、ああいうキュートな一面みたいなのが、すごく好きだったんですよね。言葉、ちょっと選ばずに言うと「かっこよくない岡田さんも見たい」っていう。

(※)ぶっさん…『木更津キャッツアイ』で岡田さんが演じた主人公

岡田:岡田といえば、こういうのって、業界の中にもなんかあって。そういう役が来ることも多くなってきてましたけど。

綾野:それこそ、お話いただいたときに「(岡田さんが演じた)工藤役はどなたで考えてるんですか?」って。食事かなんかしてるときだったと思うんですけど、(藤井さんが)「岡田准一さんがいいな」って言ったときに、僕「やったー!」って言ったんですよ。語彙力のなさ(笑)。喜びの。

ここで、岡田さんは「ちなみに、何食べてたの?」と質問。すると、ここから藤井さんの食生活に話が及び…。

また、映画「最後まで行く」が完成した手応えと制作現場の雰囲気も振り返ります。

岡田准一 デビュー当時は「助監督さんに1人だけ怒られる」

岡田さんは「最初は、芝居が苦手だった」と明かし、2人を驚かせます。

岡田准一

岡田:苦手っていうか、急にお芝居をやるっていうことになって、やって。で、グループの仕事をやったんですけど、そこでもあんまりうまくいかなくて、助監督さんに1人だけ怒られる、みたいな。

藤井:何歳くらいのときですか?

岡田:14歳です。

岡田さんは「でもそういうので、へこたれない性格はしてたんですよね」といい、「そのあと、長瀬(智也)くんとダブル主演で抜擢してもらった」と、10代のころの思いを明かします。

ほかにも、綾野さんが40歳を迎えた現在の心境、「脚本家志望だった」という藤井さんの映像制作への思いなど、さまざまな話題を展開します。