『グランマの憂鬱』より、竹内都子さん、鷲尾真知子さん、駒塚由衣さんのコメントが到着しました。

萬田久子さん主演、土ドラ『グランマの憂鬱』第6話(5月13日/東海テレビ・フジテレビ系)が放送されます。

百目鬼村の総領を務める主人公・グランマ(百目鬼ミキ/萬田久子)が、村に巻き起こる家族、仕事、生活の問題を一刀両断していく“痛快ほっこり物語”。

凜としたミキとは対照的に、親しみやすい村のおばちゃんトリオ、通称「三婆(さんばば)」を演じているのが、鷲尾真知子(イシ役)さん、竹内都子(メイ役)さん、駒塚由衣(スイ役)さんの3人。

百目鬼家に出入りし、由真(足立梨花)や亜子(加藤柚凪)のよき相談相手でもある3人は、ドラマの進行には欠かせない存在です。

撮影の合間には、竹内さんが3人で泊まるホテルを自ら探して相談したり、坂道の移動では、駒塚さんが自然と鷲尾さんの手をとったりと、カメラが回っていないときでも、絶妙のコンビネーションを見せています。

今回は、ミキや由真、そして亜子に最も近い存在としてドラマを支える、三婆の3人に話を聞きました。

土ドラ『グランマの憂鬱』第6話は、5月13日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<竹内都子&鷲尾真知子&駒塚由衣 コメント>

――出演が決まったときはどう思いましたか?

鷲尾:これまでは演じるキャラクターのバックボーンをイメージしてから撮影に臨んでいたのですが、今回はイシの家族が出てくるわけでもないし、そうしたことは一切考えずに現場に入りました。

竹内:私も「農家をやっている三人のおばちゃん」くらいのイメージでした。でも、仲がいいんでしょうね。毎日顔を合わせては、村での出来事を話しているような三人組です。

駒塚:私たち、小さなころから一度も村を出たことがないんじゃないかな。そんなイメージで演じています。

鷲尾:それと台本を読み終えてまず感じたのは、「百目鬼村って本当にあるのかな」ってこと。もちろんフィクションではあるけれど、ドラマが終わった瞬間にスッと消えてしまうような、現実にはない村って気がするんです。

竹内:ファンタジーってことですよね。私、最初の顔合わせのときに、真知子さんが「私たちはフェアリー(妖精)だよね」っておっしゃったのが印象的で。村のあちこちに顔を出し、いろんなことを見聞きし、グランマにも心を寄せる…。映画「眠れる森の美女」に出てくる妖精のような立ち位置だと考えると、私も自分の役柄がしっくりきました。

駒塚:「眠れる森の美女」に出てくる三匹の妖精って、それぞれカラーが決まっているじゃないですか。私たちも真知子さんがイエロー、都子さんがピンク、私がブルーと決まっているので、やっぱり妖精なのかもしれませんね(笑)。

左から)メイ(竹内都子)、イシ(鷲尾真知子)、スイ(駒塚由衣)

――現場の雰囲気はいかがですか?

鷲尾:もうね、グランマを演じる萬田さんは、本当に格好いいですよ。

竹内:作務衣を着て、あんなにスタイリッシュになる人ってなかなかいないよね。

駒塚:田舎臭さが、皆無だもの。

左から)百目鬼亜子(加藤柚凪)、ミキ(萬田久子)

鷲尾:由真ちゃんに関しては、「まだ心もとない部分もあるけれど、彼女ならではのたおやかさで、ゆくゆくは総領を継ぐんだろうな」。そんな雰囲気を、足立梨花ちゃんが上手く出してくれています。

駒塚:これからいろいろ経験して、たくましくなるんじゃないですか?

左から)イシ(鷲尾真知子)、百目鬼由真(足立梨花)、中森初音(森迫永依)、メイ(竹内都子)、スイ(駒塚由衣)

竹内:でも、本格的に総領を継ぐのは、きっと…。

駒塚:亜子ちゃん(笑)!

鷲尾:そうだよねぇ。そのうち「喝!」とか言い出したりして。

竹内:亜子ちゃんを演じている加藤柚凪ちゃんが、すでに一人前の女優だから。アドリブも入れてくるし、セリフを完璧に覚えて演技プランを立ててくるし…。

駒塚:その一方で、撮影の合間には私たちのところに来て、「私も入れて四婆だ!」なんて言うし。本当に、可愛いんですよ。

――コンビニエンスストアもない、百目鬼村のような場所での生活についてはいかがですか?

鷲尾:田舎暮らしには憧れるけど、現実にはどうかなぁ…。「山間(やまあい)の村で、高齢者が買い物難民に」なんてニュースを見ると、なかなか難しいとは思います。そんな部分も含めて、やっぱりファンタジーですよね。

駒塚:確かに、住むのは大変かもしれない。もし私が作家だったら、東京に家を持ちつつ、この村に籠(こ)もって作品を書き上げるとか、そんなライフスタイルには憧れます。

竹内:自分たちが食べる分の野菜を作ったりするのは、とても豊かな生活だと思いますね。田舎暮らしって、自分で遊びを作れないと楽しめないと思うんです。都会のように、お金を払えばいろいろな遊びを提供してくれるわけじゃないから。「里山から木の枝を取ってきてリースを作る」みたいなことができる人でないと、田舎暮らしは満喫できないんじゃないかな。だから、子どもの情操教育にはとてもいい環境ですよね。

――そんな『グランマの憂鬱』の見どころを教えてください。

鷲尾:小さな村のお話ではあるけれど、そこで描かれるのは現代の縮図ともいえる社会問題ばかりなんですよね。たぶん、視聴者のみなさんも日ごろ感じているような問題が、一話ごとに盛り込まれていて、そこが面白みですね。

駒塚:それぞれの問題に対する答えも、決して押しつけがましくないし、グランマからのサジェスチョンというかたちなんです。視聴者のみなさんにも考えていただく余地があるので、「私だったら…」と思いを巡らすのも楽しいかもしれません。

竹内:グランマの「喝!」が核心を突いている一方で、亜子ちゃんからの一言があることで、言われる側も救われますよね。とにかく年齢や性別に関係なく、誰もが納得できたり発見があったりするドラマです。

鷲尾:一日の終わりにちょっとほっこり、幸せな気分になってもらいたいですね。

竹内:亜子ちゃんにも癒やされるしね。

駒塚:そうそう。明日を生きるエネルギーをもらえるドラマです。

第6話には、森迫永依が“悩みを抱えた会社員役”で登場!

加藤柚凪の達者な演技を評して「こんなに演技の上手な子役は、(実写ドラマ版)『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ)のまる子以来だよ」と語ってくれたのは、モト冬樹さん。

そのまる子を演じたのが、第6話にゲストとして出演する森迫永依さんです。実写版『ちびまる子ちゃん』から17年、現在では女優業に加え、情報番組でのコメンテーターなどマルチに活躍。

今回は東京での仕事から逃れるように百目鬼村へやって来た会社員・中森初音を演じます。加藤柚凪さんとの競演にも注目です。

<第6話あらすじ>

百目鬼村では、珍しいスーツ姿の若い女性が降り立った。「観光で来た」という中森初音(森迫永依)に違和感を覚えた百目鬼ミキ(萬田久子)は、「しばらくこの村で過ごすといい」と彼女を受け入れる。

由真(足立梨花)は、かつて同じように働く社会人だったこともあって初音を気にかけ、亜子(加藤柚凪)は遊んでくれるお姉さんが来たとはしゃいでいる。

初音にとって、村で流れる時間や初めて知る薪(まき)割り、炭焼き小屋、すべてが新鮮に映るものだった。しかし、スマホの着信は止まないようで…。

そんなある日、散歩中のミキと亜子は、村で異彩を放つスーツ姿の中年男性・松岡巧(徳重聡)に出くわす。「任務で来た」といい、亜子はその容姿から「スーパーマンかもしれない」と興奮冷めやらないのだが…。

左から)正史(足立英)、中森初音(森迫永依)

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