<風間俊介&東野幸治 コメント>

左から)東野幸治、風間俊介

――収録はいかがでしたか?

風間:いつも思うのですが、画期的な発明番組だなと思います。必死に情報番組としてやりたい人と、クイズ番組をやりたい人のせめぎ合いを見ていただく、テレビ業界で今までになかった新たな発見、新たな発明がこの番組だと思っています。

東野:風間くんをロケの進行役にキャスティングしたのが面白いなと思います。風間くんは、日本テレビで丁寧にやさしくニコニコしながら情報を伝えているイメージがあって、その日本テレビが大事に作り上げた風間くんを、カンテレがぶっ潰してる(笑)。

だから、日本テレビの人は、この番組をどう思っているのか聞きたいなとも思うし、ちょっと温度の高い風間くんが見られる番組だと思います。

風間:あんなに叫び続けて、あんなに言葉遣いを悪くする番組は、ほかにないですからね。僕が叫んでいるときは、魂の叫びです!

――印象的だったロケは?

風間:それぞれ印象的ですが、なぜか羽田空港のロケは、すごくインテリ芸能人のみなさんのクイズの精度が高かったんです。今、クイズの精度の話をしているのは、悔しいですけど(笑)。

そして、ほかのロケはちょっとバラエティ寄りの、お茶の間のみんなが喜んでくれるクイズが多かったと感じていて。

あの人たち、ロケによってちょっとクイズの難易度に濃淡をつけている気がして、すごくそこが悔しいですね。老若男女にクイズを楽しんでもらいたいという、謎の心遣いが見えました。

東野:クイズ集団が情報番組、そしていろいろなお店や空港、豪華客船とか、一生懸命働いている人をどんどん巻き込んでいくっていう構図が面白いなと思いました。やっぱり素のリアクションを映したいじゃないですか。だから、「どこまで話しているのかな」とか「もめてないかな」とか気になって。

でも、不思議とクイズって万国共通というか、だんだん黙って見ていて、「なんやこれ」って思いながらも、クイズの答えがわかって正解すると、ニヤッて笑うのが…やっぱり根底に、正解するとみんなうれしい、たとえ怒っていたとしても正解するとうれしいっていうのが、ところどころあったんじゃないかと思います。

風間:僕自身も進行しなきゃいけないのに「ちょっと、そのクイズだけは答えてみたいな」っていうのはありました。

衝撃的だったのは、東野さんがスタジオで「ちょっとそれウザいな、やめろや」って言った2秒後くらいに、クイズに答えていたんですよ。早すぎて、びっくりしたんですけど、でもわからなくもない。

東野:空港で、最後に起死回生で風間くんが、狂ったクイズの会に自分も突入してクイズを出すときの、あのみじめな姿、あれは面白かったです。3連発くらい腹殴られて、立っているのがやっとみたいな状態の、本当にみじめな風間くんが面白かったです。

風間:もう、こちらに引き寄せられないんだったら、私が染まってしまえ!と飛び込んでいったんです。そうしたら、まさかのクイズ集団にはじき飛ばされて、仲間外れにされたんです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

風間:本当に見たことがないバラエティ番組。本当に発明と呼ばれるバラエティ番組なので、新感覚で見ていただいて、風間側につくもよし、クイズ側につくもよし、みなさんの自由な立ち位置で楽しんでいただければなと思います。

東野:終わってからも、まだタイトルが出てこない番組って珍しいですよ。これって風間くんの魂の叫びなんでしょ?

風間:そうなんです。ロケが終わったあとに、スタッフさんと「これ、どうしたらいいんだろう…」っていう話をしたときに「じゃあ、感想をそのままタイトルにしよう」ということになって、『インテリ芸能人とロケしたら想像以上にウザかった』というタイトルになりました。

今思い出したんですけど、最後にタイトルがやってくるっていう意味では『真田丸』という作品で、“真田丸”という城が完成したときに、1回だけタイトルバックなどが入るオープニング映像が最後に来た回があって…このバラエティは、そんなおしゃれなもんじゃないですけど(笑)。

東野:“バラエティ界の真田丸”としてやっていこう(笑)。