菅田将暉さんが出演するミスタードーナツの新TVCMが、3月22日より放映開始されます。

新CMでは、1996年にミスタードーナツのCMソングとして書き下ろされた、山下達郎さんの「ドーナツ・ソング」を菅田さんが歌唱。

その曲に合わせて、周年を迎えたポン・デ・リングの20周年企画「白いポン・デ・リング」やフレンチクルーラー、飲茶の記念商品が発売されることが紹介されます。

今回の新CMでは、赤一色の空間に、白いスーツ姿の菅田さんという、周年CMにふさわしい紅白仕様で撮影。

台に置かれたテイクアウトボックスに手をかけるシーンでは、監督から「『何が入っているんだろう』と期待が膨らんでいく感じを表現してください」という指示があり、菅田さんは、カメラワークに合わせて、高まっていく胸の内が垣間見えるようなベストスマイルを披露。

あっという間にOKテイクを獲得していました。

また、箱の中のおいしいサプライズに嬉しそうに驚くシーンは、アップの表情を印象的に捉えるべく、撮影した映像をスローモーションで再生できるハイスピードカメラで収録。

ここではスローになる分、映像の使い所が限られているため、よりインパクトの強い瞬間的な芝居が求められましたが、「リアクションをやや抑え目で」「全体的にコンパクトに」「嬉しさをもっと前面に出して」という細かい演出にも的確に対応していた菅田さん。

モニターでプレイバックを確認した際には、スロー再生で徐々に表情が変化していく自らの演技を見て、「めっちゃ驚いてる~(笑)」と、無邪気なコメントがとびだす場面がありました。

<菅田将暉 コメント>

――20周年の「ポン・デ・リング」、30 周年の「飲茶」、50 周年の「フレンチクルーラー」にまつわる思い出やエピソードがありましたらお聞かせください。

「ポン・デ・リング」が20周年なんですね。それは、僕も“世代”なわけですね。

(発売当初)10歳ですもん。地元にある1号店によく行っていて、「ポン・デ・リング」ばかり食べていた時期がありました。

その後、たくさんバリエーションが出ましたけど、なんだかんだで、やっぱりシンプルなポン・デ・リングを一番食べている気がします。

――ラストシーンの、菅田さんの驚きの表情が印象的な新CMですが、普段の生活の中で、最近“ワッ!”と驚かれたエピソードはありますか?

武道館のライブでステージに立ったときの気持ちは、まさに驚きの感覚だったかもしれません。

客席の上の方が、せり出ていて急なので、お客さんの視線や声が降ってくるような感覚なんですよ。

たくさんの視線が、上から降ってくるみたいなのは初めてだったので、不思議だったというか…ワーッという感じでしたね。

――テーマの「周年」になぞらえて、菅田さんが今年「〇周年」を迎えるような出来事や趣味はありますか?

音楽は5周年を超えて、俳優業は、そろそろ15周年ですね。

16歳からこの仕事を始めたので、もう少しで人生の半分になるんだなと、30歳になったときに思いました。

“菅田将暉業”というか、菅田将暉になってからの人生の方が⾧くなるんだなと。

――3月14日は「ホワイトデー」ですが、学生時代なども含めて、どんな思い出がありますか?

(バレンタインデーに)もらった方には、お返ししています。

学生時代に、手作りチョコをもらったときは、ちょっと頑張って手作りのお菓子をあげたこともあります。

作るのが好きなので、最近もガトーショコラが食べたくなって作りました。

――お菓子作りは難しくないですか?

難しいですよね。オリジナルとかは無理ですけど、今は調べたらいろいろ出てきますし、分量通り、時間通りやれば、それなりにうまくできるので、たまに自分でも作ることがあります。

――実際に「ドーナツ・ソング」を歌ってみての心境の変化や感想を教えてください。

まず、歌詞がすごいです。本当にミスタードーナツのための歌詞というか。

そこを訪れる人たちのムードだったり、人とドーナツとの距離感みたいなものが書かれていて、今回歌ってみて初めて気付きました。

――歌ってみて苦労されたところはありましたか?

全部難しかったです。今までの自分の歌にはない歌い方で、見当もつかない感じでした。

仮歌を歌ってくださった方が、山下達郎さん風に歌うのがうまくて、さらっとしているけど、明るくハッピーな感じも漂う歌い方をされていました。

自分の声だと、重い話のようになってしまうので、すごく苦労しました。「ポップに歌えるように」というのを心掛けました。

――完成した「ドーナツ・ソング」を聴いてみていかがでしたか
楽しみですね。ほどよいBGMになっていたらいいなと思います。

しっかり聴いてもらうというよりは、ちゃんと溶け込んで、なじんでくれることを願っています。