薮宏太さん(Hey! Say! JUMP)、綺咲愛里さん、宮澤佐江さんらが、ミュージカル「シー・ラヴズ・ミー」の製作発表に登場しました(岸祐二さんは仕事の都合で欠席)。

本作は、1963年にブロードウェイで初演され、日本では1995年、1997年、1998年、そして2009年に上演された人気作品。クリスマスの香水店を舞台に繰り広げられる、キュートでロマンティックなミュージカルです。

薮さんは2009年に主人公・ジョージ役を務めており、約13年ぶりに、再びジョージを演じます。

<【写真9枚】薮宏太主演「シー・ラヴズ・ミー」製作発表>

薮宏太「世界が変わる」自身をイメージした香水にウットリ

本作は、ハンガリーの首都ブダペストにある香水店が舞台。それにちなみ、フレグランスデザイナーが、薮さんをイメージしたオリジナル香水を作りました。

デザイナーは「爽やかで、ブダペストのオリエンタルな感じもするように作りました。ベルガモットの心地よさとウッドの残り香で、落ち着いたイメージに。一途な恋愛をされる役なので、バニラやムスクで、大人のセクシーさも入れました」と解説。

薮さんは、食リポならぬ“香リポ”を求められると「うわぁ、最高!めちゃめちゃいい匂いですね。僕、普段あまり香水をつけないんですけど、こんなに世界が変わるんですね」と、ウットリ。

続けて「広〜い大草原のなかで、1人ポツンと立っている感じ…」と言うと、坂元健児さんが「それって、『ライオン・キング』じゃない?」とツッコみ、笑いを誘いました。

宮澤佐江 お弁当の包装紙の香りが好き「おかずにできる」

イベントでは、キャスト陣が香りにまつわるエピソードを披露。

薮さんは「KAT-TUNの亀梨和也くんの香水が、めちゃめちゃいい匂いするんです」と、笑顔で話しはじめました。

ミュージカル「DREAM BOYS」に出演した際、共演の亀梨さんがいる場所には、いい香りが漂っていたのだとか。劇場のエレベータにも残り香があり、亀梨さんが移動したことがわかる、と振り返りました。

「今でもたまに、カウントダウンコンサートやテレビ局などでお会いすると『あ、あの匂いだ』って思う。それと同時に、若い頃の思い出がよみがえります」と話しました。

宮澤さんは「包装紙の匂いが、すごく好きで。あるお弁当を包んでいる包装紙が、大好きなんです。そのお弁当を食べるときは、絶対に包装紙の香りをかいでいて。おかずにできるくらい、大好きな香りです!」と熱弁。

宮澤さんは、お弁当屋さんの名前を聞かれると「金兵衛」と回答。キャスト陣は、いっせいに「あ〜!」と、笑顔を見せました。

すると薮さんは「金兵衛、代々木上原に(店舗が)あるって!」とマイペースに話し、和やかな雰囲気となりました。

<ミュージカル「シー・ラヴズ・ミー」作品概要>

ブダペストの香水店で働く青年ジョージ(薮)と新人店員アマリア(綺咲)は犬猿の仲。同僚のコダリー(岡田)、イローナ(宮澤)、シーポス(坂元)やアルパッド(竹内)らと、にぎやかな日々を送るジョージには、最愛の女性がいた。それは、文通相手。

ある日、ジョージはついに文通相手とデートをすることに。実はアマリアも、最愛のまだ見ぬ文通相手とデートをすることになっていた。しかし、ジョージは残業を言い付けられ、勢いで会社を辞めてしまう。憂鬱な気持ちで約束の店へ向かうが、そこで待っていた人物は…。