連日熱戦が繰り広げられているフジテレビ『FIVBワールドカップバレーボール2019』。

そんな中、スペシャルサポータ―を務めるジャニーズWESTの副音声「LIVE!バレチャンWEST」でのコメントが、「すごく勉強している」「熱い」「面白い」と好評だ。

フジテレビュー‼では、ジャニーズWESTが視聴者とともに盛り上がりを見せた“ファンタスティック”なシーンをプレイバックする。

9月28日(土)のアルゼンチン戦は、久しぶりにメンバー7人が揃って登場した。世界ランクでは格下ながら、高さがあるアルゼンチンは油断のできない相手だったが――。

<第1セット 日本15-19アルゼンチン>の場面

試合開始から点を取られては取り返す接戦を見せていたものの、徐々に点差をつけられてしまう日本。アルゼンチンの高さのあるブロックに苦戦する日本選手たちに、「ブロック高いね~」とWESTメンバーも悔しそうな声を上げた。

しかし、昨日のセルビア戦の副音声にも参加していた神山智洋だけは「でもね、昨日のセルビアもブロックが確かに高かったんですけど、どんどん日本選手が慣れていくんですよ。どんどん点も決まるようになるし、なんやったら相手のスパイクをブロック決められるようになってきてた」と、試合の中で変化していく選手への期待を語った。

その期待通り!日本選手は徐々に上り調子に。そして、黒後愛選手の投入を機に4連続得点で逆転。濵田崇裕が「黒後選手のプレーを初めて見ましたが、興奮しています!」と語ったように、この日の日本はここで完全に流れを引き寄せた。

<第1セット 日本25-24アルゼンチン>の場面

逆転に成功し、先にマッチポイントを取った日本だが、アルゼンチンも負けじと食らいついてくる。それでも、日本が一度掴んだいい流れはまったく崩れることなく、リベロ(守備専門の選手)の山岸あかね選手が滑り込みのワンハンドで上げたボールを、セルビア戦から引き続き絶好調の鍋谷友理枝選手がスピードのあるスパイクで決め、このセットを制した。

鍋谷選手自身も力強いガッツポーズを見せたが、WESTメンバーも「よっしゃー!」と盛り上がりを見せた。

<第3セット 日本3-1アルゼンチン>の場面

2セット目も取り、波に乗る日本。スピード感のあるスパイクを打ち、冷静にボールを拾って繋げていく。アルゼンチンも粘りを見せ、続くラリー。そんな中、強烈なスパイクで得点を決めに来たアルゼンチン選手を、岩坂名奈選手がきっちりとブロック。

1セット目で神山が熱く語っていた通り、相手を攻略して試合内で進化している姿が見えた場面だった。

<第3セット 日本7-3アルゼンチン>の場面

※写真では、7-4となっていますが、7-3の場面です(ビデオ判定で覆るため)

ここで、珍しいプレーが発生する。ラリーの途中、アルゼンチン選手がネットをくぐり、日本のコートに入ってボールを繋ごうとした際、古賀紗理那選手と2人そろってレシーブするような格好に。

このプレーには、この日副音声に参加していた元全日本女子代表監督・眞鍋政義も「バレー人生で見たことない」とびっくり。これを見たWESTメンバーも

桐山:え、そんなんあり?

藤井:どういうこと?

桐山:妨害にもなりますよね。

中間:ネットくぐりましたもんね。

重岡:(一緒にレシーブを上げようとしており)仲良しになっちゃってる。

小瀧:これはどうなんですか?

中間:それだけ熱くなるのは分かるんですよ。

桐山:そうよ。どっちが(ボールを触るべきか)とか分からへんからな。

小瀧:レアな状態ですね。

と、その行く末を見守った。その後、ネットサイドのアンテナの内側を通ったボールをアルゼンチン選手が取りに来たことから反則とされ、日本がポイントを獲得。重岡大毅は「お互いバッティングしてケガなかったのが本当によかった」と、ホッとしたように語った。

今大会初の2連勝を勝ち取った日本。9月29日(日)は、女子大会最終戦「日本VSオランダ」戦が放送される。3連勝することができるのか?