激しい選挙戦を制し、晴れて代議士となった鷲津亨(草彅剛)は、息子・泰生(白鳥晴都)の事件の隠ぺいを指示した人物が民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)だと知り、がく然とする。
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それでも、強敵相手にひるむどころか何とかして本人から真実を聞き出したい亨は、鶴巻のある秘密を突き止めるため、私設秘書・蛍原梨恵(小野花梨)と秘書見習い・蛯沢眞人(杉野遥亮)に協力をあおぐ。
実は永田町では、鶴巻に関するあるうわさが、まことしやかにささやかれていたのだ──。
毎月第2・第4月曜、この2日間だけは何があっても予定を入れない鶴巻は、必ず5時ちょうどに党本部を出て行くという。どこで誰と何をしているのか──。
亨は鶴巻の弱みを握るべく、行き先を突き止めようと動き出す。鶴巻に近い亨の友人で議員の鷹野聡史(小澤征悦)からも、それとなく情報を聞き出そうとするが、「幹事長には手を出すな」と猛反対されてしまう。