互いの正体を知った草刈蛍(菜々緖)と夫・悟郎(鈴木伸之)は、自宅で激しい戦闘に突入する。
だが、その間にも幸せだったときを思い出してしまう2人。闘いの最中、悟郎は「好きだ」と言って蛍を抱きしめた。蛍も、そんな悟郎にキスをして応えて──。
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闘うことを止めた蛍と悟郎は、改めてここ最近の間に起きた出来事を整理する。
蛍が甲賀忍者に殺害されたとされている、与党民自党の国会議員・赤巻章介(信太昌之)の家をドローンで偵察したこと、それが原因で悟郎は蛍と約束したレストランに行けなくなったこと、蛍が赤巻邸に忍び込んだときにはすでに赤巻議員は死んでいたこと、イベント会場の爆弾は甲賀を捕らえるための罠(わな)だったはずが、上の命令で本物の爆弾に変えられていたことを。
その際、悟郎は、蛍に結婚を続けたいと申し出るが…。
一方、風富小夜(吉谷彩子)は、赤巻議員を殺したとされる甲賀の女は蛍ではないかと疑っていた。伊賀忍者の総帥でもある祖父・城水(市村正親)にそのことを打ち明けようとした小夜は、ある決心をする。
あくる朝、悟郎は、赤巻議員を殺害した犯人を捜そうと蛍に提案。伊賀と甲賀の結婚という大問題にどう対処すべきかを考える前に、まず蛍の無実を証明したいというのだ。
そんな折、蛍の妹・月乃雀(山本舞香)のSNSに、「身勝手な者には天罰が下る」というメッセージが届く。“shuriken”を名乗るその人物は、雀の行動を逐一監視しているようだった。
同じころ、蛍には甲賀の仲間から「敵はいつも見ている」という警告が届く。蛍たちを付け狙うのは果たして…。