障がいのある方の就職・定着を支援する「就労移行ITスクール所沢」は、当事者・企業様・支援者が三位一体でつくる、法定雇用率にとどまらない在り方を目指しています。


本リリースでは、就労移行ITスクール所沢に実際に通い、就職が決まり卒業し、障がい者雇用で活躍する卒業生2名の声から、その実態を紐解きます。


<本記事の簡単サマリー>(約3分程度で読めます)


はじめに:障がい者雇用を「義務」から「価値」へ。


障がい者雇用は、いま大きな転換期を迎えています。

法定雇用率の引き上げを背景に、企業様側では 「どんな業務を任せればいいのか」「定着してくれるのか」といった不安の声も少なくありません。


一方で、当事者側も「自分にできる仕事が分からない」「働き続けられるか不安」という葛藤を抱えています。


埼玉県所沢市の就労移行ITスクール所沢校では、これらの課題に「人間力×IT・クリエイティブスキル」で挑んでいます。


ご本人・企業様が同じ方向を向いて歩んでいけることに、伴走する支援を行ってきました。


本記事では、「戦力として働く障がい者雇用」の実例として、

実際に現場で活躍する卒業生2名の声を通じ、新しい働き方・生き方の選択肢をお伝えします。


そして【障がい者雇用定着率100%】を実現してきた支援事業所の裏側をお伝えします。

1. 【事例紹介】各業界×ITスキルが生み出す「具体的な成果」

「障がい者雇用=補助業務」という固定観念を覆す、2名の働き方を紹介します。


  • Hさん(動画クリエイター)

 ・業務内容: 建築系企業の教育コンテンツ動画制作。

 ・働き方: 契約社員として1日7時間勤務。徐々に労働時間を増やしながら、1日1本のペースで動画を完結させる。

 ・やりがい: 制作した動画が展示会や教育現場で直接活用される点。チームの方にも「いなくてはならない存在だ」と言ってもらえることにも喜びを感じている。


  • Nさん(事務・グラフィックデザイン制作サポート)

 ・業務内容: Excelを用いた事務、チラシ・資料作成、営業事務。

 ・働き方: 1日5時間の時短勤務からスタート。

 ・やりがい: 自分のPCスキルが評価され、事務業務だけでなくデザイン業務も任せていただけることに。組織の円滑な運営に貢献できていると実感している。


2. 「ここなら変われる」所沢校を選んだ決め手

―― 通所前はどのような不安を抱えていましたか?


Hさん: 「体調が不安定で、働く自信が持てませんでした。いくつかの他の事業所も見学しましたが、自分に合う場所が見つからずに悩んでいました。ITスキルも学べる就労移行支援ITスクール所沢校を見学した際、『自分の興味(IT)を仕事に繋げられるかも』と直感したのが決め手です。」


Nさん: 「コミュニケーションへの苦手意識と鬱の状態で、就活が難航していました。所沢校の温かい雰囲気と支援員の明るさに触れ、『ここなら自分を変えられるかもしれない』と感じました。」


3. 「今の自分を創り上げたレシピ」所沢校での学び方

―― 所沢校で特に力を入れて取り組んだカリキュラムや講座は何ですか?


Hさん:「最初は何が向いているのか分からない状態から、就職後の選択肢を広げるためにも、プログラミングやデザイン等、様々な挑戦をしました。

またハードスキルだけでなく、コミュニケーションやメンタルケア講座など、受講できる講座は出来る限りすべて参加しました。

こうした経験がかけ合わさり、今の自分の力として活かされています。」


Nさん:「私はパソコンが苦手だったため、パソコンの基本操作やExcel、Wordの使い方、ビジネスマナーを重点的に学びました。その後、デザイン講座にも参加させてもらって、デザインソフトの使い方だけでなく、題材に関する情報収集や発表資料の作成、台本作りなどに取り組みました。

講座を通じて変わったのは、自分の気持ちや考えを端的に整理し、伝える力が身についたと思っていて、これは今でも非常に役立っています。

単に制作物を作るだけでなく、さまざまな能力を伸ばす努力を重ねました。」


―― 通い始めた頃と比べて、「ここが一番変わった」と感じる自分の部分はどこですか?

Hさん:「コミュニケーション能力と積極性です。正直なところ、通所前は人との関わりが少ない仕事を望んでいました。しかし、さまざまな講座や実践を通じて、「自分がやりたい仕事には、一定のコミュニケーション力が必要になる」と気づきました。講座で率先して発言するなど、少しずつ行動を変えることで、『自分でチャンスを掴んでいくこと』を学んでいったように感じます。」


Nさん:「以前は失敗を恐れて一歩踏み出せないことが多かったのですが、今は『やってみなければ何も変わらない』と考えられるようになりました。

このように自分が変われたのは、通所中に『意識して行動に移し、実際に挑戦することができたから』だと思っています。」


卒業生の変化や活躍の裏側には、「求める配慮」だけではなく、ご本人の努力と挑戦があります。

障がい者雇用において、合理的配慮はとても大切な要素です。

一方で、配慮に頼るだけの働き方では、長く続く就労にはつながりにくいと私たちは考えています。

働き続けるためには、ご本人が自分の特性をしっかり知り、向き合い、できることを少しずつ広げていく姿勢も欠かせません。

その努力を一人で抱え込ませないために、スキル面・メンタル面・実践の機会を一体で支援できるよう努めております。


4. 実践的なカリキュラム:未経験から「現場で活きるスキル」へ

所沢校では、単なる知識習得に留まらない、実践的なカリキュラムを提案しています。企業様目線で考えると、【実践・経験】は重要な戦力判断基準。


しかし現実は、挑戦したくても経験がない利用者様。

「職場における実務経験はなくとも、今ここで実践と経験の機会は作れる」

そんな思いで、各分野の専門講師との学習×実践の創出をしています。


  • 多角的なスキル習得

  就労に必要な自己理解・障がい理解・体調管理・コミュニケーション・セルフケア・ビジネスマナー等に加え、プログラミング、デザイン、動画編集まで、豊富な経験を持つ講師と学習できる環境を網羅。


  • 通所中に「実案件」への挑戦

 Hさん: 通所中に、スクール紹介動画の全工程(企画・台本・撮影・編集)を、専門講師から学びながら一人で完結。これが現在の動画制作業務の土台となりました。その後も、所沢市公式YouTubeの制作担当にも任命され、多くの評価を得ています。


Nさん:企業様のイベントポスター制作を経験。事務対応からヒアリングやスケジュール管理など、「自分から提案できる重要性」を学ぶ。企業様からも、「こんなことができるんだ!」と製作物とイベントのクオリティアップに喜びの声をいただく。


5. 障がい者雇用の不安を払拭する「伴走型サポート」と就職活動


―― 就職活動中のサポートで印象に残っていることは?

Hさん: 「『必要な配慮は自分から発信しないと伝わらない』という気づきを支援員から得ました。面接が苦手で、何度も諦めそうになりましたが、模擬面接(ロールプレイ)や面接同行など、細やかなフォローが自信に繋がりました。」


Nさん: 「通所時だけでなく、内定後の不安(体調管理や人間関係)も支援員に相談しています。失敗して泣きながら電話した時も、親身に受け止めてくれたことが心の支えでした。」


6. 障がい者雇用定着率100%を実現する「就労後の定着支援」


就職はゴールではなく、スタートです。

企業様とご本人に伴走し、入社して終わりではなく、その後の安定就労を支えることも支援者の役目です。


  • 三者・四者面談の実施: 企業様、ご本人、事業所の連携を深め、勤務時間の調整や評価のすり合わせ面談実施。ご本人から言えない事、企業様側が心配・困られていること等の解決にも日々取り組んでいます。


  • 特性に合わせた働き方と配慮の工夫: 

Hさん: 就労ブランクに応じ、体力に合わせた勤務時間からの就労開始と段階的な引き上げ。面談や振り返りを経て、着実に就労時間を増やすことを実現した。今はフルタイム就労を目指す。


Nさん: 口頭での指示だけでなく、テキストベースのマニュアル活用やチャットでの相談体制による心理的安全性の確保。


7. 障がい者雇用の概念を問いなおす活躍


――今の職場で「ここは自分のスキルが活きている」と感じる業務はどこですか?


Hさん:「現在はタイトな納期で多くの動画制作を担当していますが、そのなかでも一人で抱え込まずに、上司や同僚に積極的に相談しながら進めることで、スピードと品質の両立を心がけています。効率よく進める点については、周囲から評価いただくこともあります。」


Nさん:「私の強みは、成果をコツコツ積み重ねていけるところや、締切に余裕を持って動ける点です。1日の中でも午前中は仕事に集中する時間と定め、15時までは適度な休憩を入れながらメリハリをつけて業務に励んでいます。一つ一つの業務にしっかり取り組むことで、デザイン業務など新しい挑戦の機会もいただけるようになりました。」


まとめ. 迷っている方へ伝えたい、一歩を踏み出す大切さ。

Hさん: 「積極的に一歩踏み出せば、人生は面白くなります。ITやクリエイティブに興味があるなら、所沢校はその可能性を広げる場所になります。」


Nさん: 「勇気を出して一歩踏みだすことはとても勇気のいることです。でも一度踏み出してみれば、意外と先へ進めます。疲れたら休めばいいです。私も気持ちが折れそうな時が何度もありましたが、何度も支えてもらいました。伴走してくれる支援員がいる環境をぜひ頼ってください。」




この記事を通して、就労移行ITスクール所沢が伝えたいこと


私たちが目指しているのは、「入社」ではなく、人とITのチカラを駆使しながら、その方の人生の選択肢を増やすことです。

インタビューに協力してくださった2名も、自分の興味や強みだけでなく、苦手や弱さとも向き合いながら、これまでより生きやすいと思える働き方を見つけてきました。


面談のなかで、

ご本人から「今、やりがいや喜びを感じながら働けています」と報告をいただいたり、

企業様から「今では、チームにとっていなくてはならない存在です」とお言葉をいただくたびに、言葉にならないほどの想いがこみ上げてきます。


それは、無理に自分を変えた結果ではなく、

ご本人が可能性や選択肢を増やし、選んだ結果だと思っています。


そして、その挑戦を現場で受け止め、成長の機会を与えてくださっている企業の皆さまの存在があってこそ、このストーリーは実現しています。

障がいの有無に関わらず、 一人の人として向き合い、力を信じ、活躍の場をつくってくださる企業様には、心からの敬意と感謝をお伝えしたいと思っています。


就労移行ITスクール所沢は、「働けるようにする」だけではなく、一歩踏み出したいと思われているご本人の選択肢を広げる場所でありたいと願っています。


そして、障がい者雇用は、企業様と支援者が共に取り組む“チーム戦だと、私たちは考えています。


もし、「雇用を義務ではなく価値に変えていきたい」と感じてくださる企業様がいらっしゃいましたら、まずはご相談という形からでも、ぜひご連絡ください。


ご本人・企業・支援者が手を取り合いながら、「今までより生きやすい社会」を共につくっていきたいと考えています。


▶事業所情報

就労移行ITスクール所沢

事業所所在地:埼玉県所沢市くすのき台3丁目1-2 中村ビル2階

アクセス:https://maps.app.goo.gl/bfzCKqjdw2sASVxE8

ご相談予約:https://www.jicoo.com/t/PTjcBnk7dUDq/e/qJcu2BrK

電話番号:04-2941-4081

メールアドレス:itschool-tokorozawa@letters.co.jp






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