<萩原利久 コメント>
――台本を読んだ印象は?
登場するキャラクターが面白いなと、台本を読んで率直に思いました。弁護士視点のリーガルものは世の中に多数あると思いますが、決して正義をまっすぐ描くわけじゃない。正面からはいかないドラマです。
僕の役柄に関しても、白と黒のようにはっきりしてはいない、そういった部分が多数あって、演じるうえでも面白いなと思いました。
――萩原さん演じる塩屋を、どういう人物と捉えていますか?
塩屋は、どこか少し子どもっぽい、大人になりきれてない人物だなと思いますね。ふとした瞬間に、突発的に口が悪くなって抑えがきかなくなる。危うさ・不安定さを感じます。
そういう、グレーたるところを表現できればなと思っています。人に対して言わないようなセリフや激しいシーンもあって、自分のテンションよりは少し高めに出す意識をしました。
――趣里さん、ジェシーさんの印象は?
趣里さんに関しては、お互い「僕らは、ほぼ同期」と呼び合っていて、昔から知っている存在です。共演は久しぶりだったのでうれしかったです。僕が撮影に入ったときは、趣里さん、ジェシーさん含め、すでに楽しい現場の雰囲気があって、明るい現場作りをしてくださってるなと、居心地がいいのは、お2人のおかげだなと感じました。
――タイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は?
バスケやサッカーの試合を見ている瞬間ですね。趣味を生活の中でも優先してます。あとは、びっくりするくらい寝ます(笑)。睡眠に関しては、モンスター級かもしれないです。
――第1話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。
ドラマで描かれる視点や言葉のチョイスがとても面白いと思います。裁判ものとして、真相を解き明かしていく面白さももちろんありますが、僕自身としては、それだけはない新しいリーガルドラマだなと感じました。
ストレートには描かない、そういった部分もあるので、楽しんでいただけるのではないかと思います。