2月3日、映画「#マンホール(ハッシュタグ・マンホール)」の公開直前イベントが行われ、主演を務める中島裕翔さん(Hey! Say! JUMP)が登場しました。

この作品は、「ライアーゲーム」シリーズ、「マスカレード・ホテル」シリーズの脚本家・岡田道尚さんによるオリジナル脚本。結婚式前夜に開かれたパーティの帰り道にマンホールに落ちた男が、SNSを頼りに脱出を試みるサスペンス・ミステリーです。

中島裕翔、カップルの悩みに真剣回答

本作で、中島さん演じる主人公の川村俊介が「結婚を目前に控えている」という設定にちなみ、イベントは「バチェラー&バチェロレッテ試写会」と題され、今年結婚予定のあるカップルが招待されました。

中島さんは「すごい企画ですよね」とにっこり。観客に向けて「これから何があっても大丈夫なぐらいの強いカップルになりそうですね」とコメントしました。

演じる役が、絵に描いたような“ハイスペックな男性”ということで、演じるにあたって意識したことを聞かれると、中島さんは「僕たちが普段やってる活動も、ハイスペックじゃないといけないので、心掛けとしてはアイドル活動をしているときの自分のセオリーをこの役に投影した形です」

「やっていることはいつもと変わらない感じがしたので、自然体で演じることができました」と話しました。

また、「自身のスペックが高いと思うことは?」と聞かれると「筋トレは全くやらないんですけど、最近、筋肉の名前を覚えることにハマっています」と切り出し、「ライブで疲労すると、よく痛めるところが出てきて、それを知っておけば自分でケアすることができる」と経緯を説明。

「腰だったり足が痛いときは、僕に言っていただければ『どこの筋肉だね』って言ってあげられます」とアピールしました。

イベントでは、事前に観客に「結婚」に関するアンケートを行い、その結果を元に話題を掘り下げてトークを展開。

「駅で定期入れを落として、拾ってくれたのが彼だった」という出会いのエピソードがあがると、中島さんは「落として見るもんですね!僕も、携帯とか落としてみようかな」と笑いました。

また、「彼が携帯を見せてくれない」という悩みに対して「中島さんは相手に携帯を見せられますか?」と聞かれると、「見せれるっちゃ見せれるけど、なんか嫌という彼のも気持ちも分かる。ただ、僕だったら、それで満足してくれるんだったら見せてもいいかな」と明かしました。

最後に「理想のプロポーズは?」と聞かれると、中島さんは「今までアイドル誌でさんざん答えてきたので、過去のを参照にしてください」と笑顔を見せつつも、「僕の中で2つパターンがあって、日々過ごしている中で、普通にプロポーズをするパターンと、海外でよく見る、急に指輪を取り出して、ひざまづいて(指輪を渡す)というプロポーズにも憧れます」と説明しました。

作品概要

勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された男・川村俊介。結婚式前夜に開かれたサプライズパーティの帰り道、酩酊した彼はマンホールの底に落ちてしまう。

深夜、穴の底で目を覚ました川村は、手元にある唯一の道具・スマートフォンを駆使し、GPSで居場所を探るが誤作動を起こしてしまう。

警察や友人知人、果ては元カノにまで助けを求めるも状況は悪化の一途をたどるのだった。

ついにはSNS でアカウントを立ち上げ、フォロワーに助けを乞いながら脱出を試みるのだが…。

映画「#マンホール」は、2023年2月10日(金)より、全国公開。
配給:ギャガ
©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.