ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(33)が10月16日、都内で記者会見にのぞみ、12月23日に横浜アリーナで同級9位のスティーブン・バトラー(24・カナダ)との対戦を発表した。

挑戦者のバトラーはクールな表情を変えることなく、フォトセッションの時にリクエストされたファイティングポーズも取らなかった。 WBO1位など主要4団体全てで世界ランク入りしているバトラーは 「(村田は)大変すばらしいボクサーという印象は変わらない。これはドリームマッチだが勝利を勝ち取りたい」と語る一方、 「“戦争”を起こすつもりで挑む。負けるつもりはない」ともコメントした。

今年7月、王者になってから3ヵ月たった村田諒太の現在の心境は――。

「ありきたりですが、ベストを尽くします。 自分はボクサーのトップ・オブ・トップを目指しています。この前の試合で高い評価を頂いたが、自分は満足はしていません。ボクサーとしてやりたいこと、叶えたい夢があります。その夢をかなえる一歩にしたいです」と勝利を宣言した。

村田はまた、12月23日当日、WBC・IBF世界ライトフライ級王座統一戦に登場する拳四朗(27)、IBF世界フライ級タイトルマッチに参戦する八重樫東(36)と共にフォトセッションを行った。