阿部サダヲさんが主演を務める、映画「シャイロックの子供たち」の公開直前イベントが、神田明神にて1月30日に行われ、阿部さん、上戸彩さん、玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)が出席しました。

商売繫盛で有名な神田明神にて、新年にふさわしく着物に身を包み、本殿での祈祷を行いました。

この作品は、池井戸潤さんによる同名小説が原作。池井戸さんが「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える原作が映画化。本作は、小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。

メガバンクの支店で起こった現金紛失事件をめぐり、さまざまな銀行員の群像が描かれる大暴露エンターテインメントです。

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玉森裕太 阿部サダヲとの“LINE交換”に苦言「本番終わったらすぐ帰った」

イベントでは、メガバンクが舞台となる本作にちなみ、占い師・ゲッターズ飯田さんの一番弟子・ぷりあでぃす玲奈さんによる「金運鑑定」が行われました。

阿部さんは、占いについて、「信じてしまう方なので、なるべく聞かないようにしているんです」と明かし、上戸さんは「私は占いは好きですね。お仕事で占ってもらったり、(雑誌などに)占いのページがあったら気になって目を通したりします。閉じた瞬間に忘れているタイプですけど(笑)」と語りました。

玉森さんは、「星座占いは好きです。情報番組の終わりや、ネットの占いとかで出てくる、『今日の運勢』みたいなものは、『どうかな~?』と見ます。でも、それくらいですね」とコメント。

阿部さんの2023年の金運は、「お金に無頓着になる年。人のためならお金を使うが、貯金をする気が全くない」と説明されると、阿部さんは、「『誰かのためにお金を使う』っていうのは、合っているかもしれないです。『実家でねずみが出たから、駆除してくれ』って言われているんです。今日、業者が入っています」と明かし笑わせました。

上戸さんの金運は、「今年は仕事に対する意欲が増える年で、金運も上昇します。癒しのためや、リフレッシュの旅行にお金を使うと、金運も上がっていきます」と紹介されました。

玉森さんの金運について、ぷりあでぃすさんは、「商売上手の星を持っていて、お金を生み出す力が強く、人の心や懐に入るのがうまい性質。大人数のなかで玉森さんだけ気に入られたり、目上の方が金運やご縁を与えてくれる」と。

続けて、「自分のために貯金をするのがうまくいかない。お金を貯める気がないのか…無意識にお金が減っていっているタイプ。気づいたらお金が無くなっている感じです」と解説。

玉森さんは、「クレジットカードの請求は実家に届くようにしているのですが、一度母親に『あんたは石油王か!』って言われたことがあります。大きい買い物はしてないんですけど、ちょこちょこネットショッピングとかで買い過ぎてしまって…」と告白。

そして、「ただ、家にはものがめちゃくちゃ少なくて、捨てちゃうんです。買うのも好きだけど、すぐに興味がなくなっちゃうんですよ」と語りました。

また、ぷりあでぃすさんの占いにあった「人に気に入られやすい」ことについて、玉森さんは阿部さんに不満があるそうで、「昨日も、(収録中に)阿部さんから『LINEを交換しよう』と言われているんですけど、本番が終わったらすぐ帰りましたね」とクレーム。

上戸さんから、「私たちは、グループLINEを待っているんですけどね…」と振られると、阿部さんは「(グループLINEを作るの)いつがいいですかね?」とぷりあでぃすさんに質問。

ぷりあでぃすさんから、「玉森さんの運気が2月からいいので、映画の公開の前くらいがいいのでは?」と提案されると、玉森さんは、「(阿部さん)覚えていてくださいよ!2月の公開前ですよ。よろしくお願いします」と念押ししました。

作品概要

ストーリー

東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。

ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。

一見平和に見える支店だが、そこには曲者の銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤隆太)、調査に訪れる嫌われ者の本部検査部・黒田(佐々木蔵之介)。

そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった…。

映画「シャイロックの子供たち」は、2月17日(金)より、全国公開。
©映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
配給:松竹