自称“人間投資家”の三星大陽(竜星涼)は、兄・大海(小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の定例株主総会に出席。4年前、大海にリストラされた造船所の現場責任者・武藤浩(塚地武雅)を起業させると宣言する。

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「リストラだって次へのスタートアップ。人は資産なんだ」という大陽に対し「起業は博打の世界。人は強いリーダーを求めている」と返す大海。三ツ星重工の副社長で、大海と大陽の叔父・義知(反町隆史)は、そんな2人のやり取りを楽しそうに聞いていた。

その数ヵ月ほど前、大陽は、イベント会社「エンジョイ・メーカーズ」の副社長・福島あかね(岡本玲)に声をかける。

「エンジョイ・メーカーズ」は、社長の東城充(野村周平)が大学時代に同級生のあかねに声をかけて起業した会社。だが、今ではロックフェスなどの大きなイベントはすべて東城が仕切り、あかねは創業当時から世話になっている地方の会社や町内会などとのファックスで小口案件のやり取りのみを命じられていた。

そんな中、東城は、あかねに相談もなく勝手に子会社を作り、持ち株比率を自身が80%、あかねを20%として、彼女をそこに追いやってしまう。

同じころ、大陽は大学の起業サークルに所属する立山隼人(水沢林太郎)と、その仲間のギャル3人組と知り合い…。

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