竜星涼さんが主演の水10ドラマ『スタンドUPスタート』は、自称“人間投資家”の主人公が訳あり人材を再生していく、ビジネスストーリー。
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「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(みほし・たいよう/竜星)が、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資。「スタートアップ(起業)」で再び生きる希望を取り戻させていく“人間再生ドラマ”です。
毎週放送後には、フジテレビュー!!独自の【あらすじ完全版】を掲載中。ここでは、その記事をまとめて紹介します。
<ドラマ『スタンドUPスタート』は、FODでも配信中(最新回は期間限定で無料)>
<第1話>人々の“資産”を見いだす人間投資家・大陽(竜星涼)登場
「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない」を理念とする自称・人間投資家の三星大陽(竜星涼)は、ある日、ゲーム会社「ハイパースティック」の社長・小野田虎魂(吉野北人)らと一緒にクラブで飲んでいた。虎魂は、中卒の前科持ちという過去があったが、大陽からの出資でスマホ向けゲームアプリを開発し、若くして成功した起業家だ。
その店で大陽は、林田利光(小手伸也)という中年男に出会う。かつて、メガバンク「みその銀行」の融資部門次長だった林田は、あることがきっかけで左遷され、子会社「リリーフ保険」に出向させられていた。
銀行員時代の古い名刺を使い、ホステス相手に自慢話をしている林田に興味を抱いた大陽は「起業家と銀行のマッチメーカーとして起業しないか?」と声を掛けるが…。
>>第1話のあらすじ完全版
(1月20日更新)
<第2話>大陽(竜星涼)が“すべてを失った男”の再起にかける!
自称“人間投資家”の三星大陽(竜星涼)は、兄・大海(小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の定例株主総会に出席。4年前、大海にリストラされた造船所の現場責任者・武藤浩(塚地武雅)を起業させると宣言する。
その数ヵ月ほど前、大陽は、イベント会社「エンジョイ・メーカーズ」の副社長・福島あかね(岡本玲)に声をかけていた。
「エンジョイ・メーカーズ」は、社長の東城充(野村周平)が大学時代に同級生のあかねを誘い起業した会社。だが、今ではロックフェスなどの大きなイベントはすべて東城が仕切り、あかねは創業当時から世話になっている地方の会社や町内会などとのファックスで小口案件のやり取りのみを命じられていた。
そんな中、東城は、あかねに相談もなく勝手に子会社を作り、持ち株比率を自身が80%、あかねを20%として、彼女をそこに追いやり…。
>>第2話のあらすじ完全版
(1月26日更新)
<第3話>大陽(竜星涼)が欲求ビジネスの起業に挑む
「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星涼)は、起業家と銀行をつなぐ会社「スタートマッチ」を興した林田利光(小手伸也)をオフィスに呼び、御手洗光一(内藤秀一郎)という男と引き合わせる。
御手洗は、家業としてパチンコグループを経営しており、新たなブランディング展開として社内起業し、遊戯と交流の場を兼ねた複合施設を作ろうとしていた。
御手洗が持参した事業計画書を読んだ林田は、グループ自体の経営も安定していることから、銀行からの融資は可能と判断。ところが「みその銀行」の融資担当で、かつては林田の部下でもあった羽賀佳乃(山下美月)は「パチンコ関係というのはちょっと…」と言って御手洗への融資を拒否する。
>>第3話のあらすじ完全版
(2月4日更新)
<第4話>M&Aの罠が迫る虎魂(吉野北人)!大陽(竜星涼)との師弟関係に亀裂!?
三星大陽(竜星涼)の投資でゲームアプリ会社「ハイパースティック」を興した小野田虎魂(吉野北人)は、業績こそ順調に伸ばしていたものの、過酷な制作環境下で疲弊していく社員たちの姿に心を痛めていた。
ある日、行きつけの居酒屋を訪れた虎魂は、店主に「社長をやめたい」とこぼす。そんな虎魂に声をかけてきたのがM&Aアドバイザーの野本優作(竹財輝之助)という男だった。
虎魂と店主の会話を聞いていた野本は、ハイパースティックをイグジットしたらどうか、と持ちかける。イグジットとは、創業者が第三者に株式を売却し、利益を得ること。つまりハイパースティックをもっと大きなゲーム会社に買収してもらってはどうか、というのだ。
大陽のもとを訪れた虎魂は、野本から聞かされた件を相談する。すると大陽は「今のお前じゃ、きっとろくなM&Aにならないと思う」と言って反対。挑発するような大陽の言葉にカチンときた虎魂は、M&A実現へ向けて動き出し…。
>>第4話のあらすじ完全版
(2月10日更新)
<第5話>大陽(竜星涼)は元三ツ星社員とともに造船所跡の再開発を計画
三星大陽(竜星涼)は、三ツ星重工をリストラされた元社員・武藤浩(塚地武雅)がスタートアップするための準備を手伝っていた。
武藤は、三ツ星重工の造船所事業の現場責任者だったが、造船所閉鎖の決定に最後まで反対運動を続け、大陽の兄である三ツ星重工社長・大海(小泉孝太郎)によってリストラされた男だった。
一方、三ツ星重工を退任した元常務の山口浩二(高橋克実)は、現場の最前線で活躍してきた人物だが、航空部門の不適切な会計処理が明るみになり、その責任を取る形で退任させられていた。また山口の部下であった加賀谷剛(鈴木浩介)はCHO(最高人事責任者)に就任したものの、山口の退任を気に病み、後を追うようにして会社を去っていった。
それを知った山口は、加賀谷に会いに行き「もう一度一緒に仕事をしないか」と誘う。
2人のやりとりを見ていた大陽は、いきなり「俺たちと一緒にスタートアップしよう!」と切り出し、武藤と一緒に進めてきた計画に誘おうとするが…。
>>第5話のあらすじ完全版
(2月17日更新)
<第6話>大陽(竜星涼)たちが寂れた町と兄・大海(小泉孝太郎)のピンチを救う
三星大陽(竜星涼)は、三ツ星重工をリストラされた元造船所責任者の武藤浩(塚地武雅)らと「株式会社ワカラン」を設立。
ワカランが目指すのは、三ツ星重工が売却しようとしている造船所跡地を、巨大なネットスーパーとしてよみがえらせること。
武藤のねばり強い説得のおかげで地元商店街の協力を得ることに成功した大陽たちは、すぐさま造船所跡地の購入に着手し始めた。
そんななか、大陽は三ツ星重工の社長を務める兄・大海(小泉孝太郎)が、産業ロボットの動作遅延問題でピンチに陥っていることを知る。この件で三ツ星はすでに多額の損失を出していて…。
>>第6話のあらすじ完全版
(2月24日更新)
<第7話>赤字の老舗&迷惑動画で炎上した新進洋菓子店を救う大陽(竜星涼)の策は
三星大陽(竜星涼)は、洋菓子店「クレヨン・ドゥ・クルール」社長の永野凛子(白石聖)から出資を求められる。凛子は、昨年フランスで開かれたスイーツコンクールの世界大会で日本人初の優勝という快挙を成し遂げた実力者で、パリに2号店を出そうとしていた。
実は凛子は、老舗洋菓子店「ながの製菓」の次女。ながの製菓は、凛子の姉で大陽の幼なじみでもある姉の絵美(大西礼芳)が、父親の後を継いで社長に就任したものの、年々売り上げが落ち、今や四期連続の赤字状態だった。
凛子自身も、3年前まで同社の商品開発部で働いていたが、新製品のアイデアを出してもはねのけるばかりの絵美とケンカになり、店を辞めていた。
大陽がながの製菓にも出資しようとしているという話を聞き「あんな会社に出資するのに自分の店への出資が嫌とは言わせない」と自信をのぞかせる凛子。だが大陽は、具体的な戦略もない凛子への出資はできないと返すと、ながの製菓への出資も断ったことを明かす。
>>第7話のあらすじ完全版
(3月2日更新)
<第8話>人が働く意味とは?そして語られる大陽(竜星涼)の生きがい
三星大陽(竜星涼)を訪ねて「三ツ星重工」の社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)がやってくる。高島は、轟彰(佐野史郎)という男を大陽に紹介。轟は、高島が「三ツ星銀行」で働いていたときの上司で、会社員としての心構えは全部教えてもらったというほどの恩人らしい。高島が大陽を訪ねた目的は、轟の再就職先を探してしてもらうためだった。
他ならぬ高島からの頼みとあって快く引き受ける大陽。そこで轟が出した条件は三ツ星銀行の営業部長だった自分の能力や経歴に相応しい会社、というもので…。
>>第8話のあらすじ完全版
(3月9日更新)
<第9話>人に価値は必要か?大陽(竜星涼)の新たな出会いと過去の因縁
三星大陽(竜星涼)は、「株式会社ワカラン」が使っている、電気メーターの稼働から在宅状況を把握する「宅・システム」を虎魂のチームが改良し、どの家電をどのくらい使ったかまで把握できる「宅・システム・メーター」を完成させた。
このシステムを使えば要介護一歩手前のフレイルという状態の進行を発見できるのではないかと考えた大陽は、今後、大きなビジネスチャンスを生み出す可能性も考え、ベンチャーサミットでプレゼンすることに。
イベント終了後、大陽は、東京英明大学の学生・三上珠緒(田鍋梨々花)と准教授・河野幸(星野真里)から声をかけられる。三上たちは、動物の健康な状態と異常が生じた際の声を比較することで異常個所を感知する研究を行っており、投資家を探していた。
すると、河野たちの研究に興味を持ったという「三ツ星エネルギー」の八神圭吾(栁俊太郎)という男がやってきて…。
>>第9話のあらすじ完全版
(3月16日更新)
<第10話>大陽(竜星涼)は暗躍する叔父・義知(反町隆史)との対決を決意
三星大陽(竜星涼)のもとに、大陽の専属秘書・M(雨宮天)から緊急の連絡が入る。「三ツ星重工」で長年に渡り検査不正が行われていたという記事が出たのだ。
同じころ、三ツ星重工では臨時役員会議が開かれていた。そこで、社長であり大陽の兄・大海(小泉孝太郎)の責任問題に言及したのは副社長で叔父の義知(反町隆史)だった。また、株主からも大海の責任を問う声が。会議の後、社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)は、大海に慎重な対応を求めた。
しかし大海は、これまで山口浩二(高橋克実)や加賀谷剛(鈴木浩介)など、優秀な人材をルールに則って処分してきた、と返す。高島は、一連の不祥事が義知による陰謀だと分かっていながら屈するのかと問いかけるが…。
一方、大陽への復讐心から義知の下で暗躍してきた八神圭吾(栁俊太郎)は、東京英明大学の大学生・三上珠緒(田鍋梨々花)と准教授の河野幸(星野真里)が進めている研究に協力するそぶりを見せ続けていた。
人を切るのに重要なことはタイミングだ、という義知に対し八神は、大陽のすべてを奪うためにもう少し時間がほしい、と答え…。
>>第10話のあらすじ完全版
(3月24日更新)
<最終話>“資産は人なり”大陽(竜星涼)が最高の仲間たちと三ツ星重工に挑む
三星大陽(竜星涼)は「三ツ星重工」の社長の座を追われた兄・大海(小泉孝太郎)に「スタートアップしよう!」と持ちかける。
小野田虎魂(吉野北人)や林田利光(小手伸也)、羽賀佳乃(山下美月)、武藤浩(塚地武雅)、山口浩二(高橋克実)、加賀谷剛(鈴木浩介)の面々など、これまで大陽が出会ってきた最高の仲間という名の“資産の力”を結集させて、国交省による次世代型インフラ長寿化技術のプロポーザル<企画競争入札>に応募し三ツ星重工に勝とうというのだ。
そのために大陽は、東京英明大学の大学生・三上珠緒(田鍋梨々花)や准教授・河野幸(星野真里)とともに研究してきた、動物の血管の裂傷を見つけることができる技術を応用して、インフラ内部の劣化を判別するシステムを確立しようとしていた。
だが、この公募は、大海が社長だったころから三ツ星重工が入念な準備を進めてきた案件であり、大海の後を継いで新社長に就任した叔父・義知(反町隆史)と部下になった八神圭吾(栁俊太郎)らの裏工作もあって三ツ星重工の勝ちは最初から決まっているような状況だった。
「寄せ集めのチームで三ツ星に勝てるわけがないだろう。わざわざ負けにいく必要はない。今ここで引き返せ」と大海は、大陽に告げて去っていく。
>>最終話のあらすじ完全版
(3月31日更新)