フジテレビ系オトナの土ドラ『リカ』は、愛に飢えた“純愛モンスター”リカ(高岡早紀)が、運命の相手を手に入れるために周囲を破滅に追い込んでいくサイコスリラー。
植物状態だった小山内(池谷のぶえ)と、事件の真相に気づいた藤鐘(安藤玉恵)の死が同時に明らかになるという、凄惨なシーンで終わった第3話。
リカの大矢昌史 (小池徹平)への歪んだ愛が描かれた第1部が、10月26日(土)の第4話でついにラストを迎えた。
想像のはるか上を行く展開となった最終回を、ネットが震えた“ゾクッ”とするセリフ&シーンをプレイバックする。
<ゾクッとしたセリフ①>
「どうしても、昌史さんをクビにするというのですか」(byリカ)
死亡した看護師長の藤鐘が小山内の事故を仕組んだ、と自白した遺書が見つかり、警察は自殺と断定。院長の大次郎(西岡德馬)は事件を穏便に済ませようとする。
リカから、真由美(山谷花純)が大矢のストーカーだと聞いた大次郎は、真由美を呼び出すと、リカを「大矢の婚約者」と紹介する。
リカは、自信たっぷりに「雨宮リカ、28歳です」と自己紹介。真由美は突然のことに言葉を失ってしまう。
それを知った大矢は、大次郎にリカの経歴詐称と事件の真相を伝えて抗議。しかし、信じてもらえず、逆に「お前なんかに病院を任せられない。クビだ!」と激怒される。
リカはクビの撤回を大次郎に懇願するが、聞き入れてもらえない。すると、リカの声が急に低くなり「どうしても、昌史さんをクビにするというのですか」と大次郎に迫り…。
この流れに「ヤバイ、ヤバい、院長!」「声のトーンが怖すぎる」「早く気づいて!」と、ネットもざわついたがそんな声は届くはずもなく…。
翌朝、外科医の柏手(西村直人)から連絡を受けた大矢が駆けつけると、大次郎はすでに息を引き取っていた。大矢はリカの仕業だと確信する。
<ゾクッとしたシーン①>
いきなり背後にリカ!からの、目覚めたらリカ!
院長の死を受けて、大矢は花山病院を閉院することをスタッフに宣言し、婚約者の真由美にもすべてを打ち明ける。
翌日、真由美に送ったメッセージが既読にならず、大矢は胸騒ぎを覚える。そこへ笑顔で近づいてきたリカ。大矢は今までと態度を一変させ、「化けの皮を剥がしてやる!」と告発状を突きつける。
大矢に怒鳴りつけられたリカは、泣きながら部屋を出ていった…と思いきや、大矢の背後に人影が!
戦慄の効果音と共にスッと現れたリカに「うわ、ビックリ!叫んでしまった」「きゃー!リカいたよ!」「心臓止まるかと思った!」と、驚く人が続出。
不意打ちで肩に注射をされた大矢は気を失ってしまい、目覚めると、そこにはウエディングベールをかぶったリカの姿が…。
「邪魔者には消えてもらったから。2人だけで結婚式をあげましょう」と語りかけるリカ。続けて「リカ、本当は真っ白なウエディングドレスにあこがれてたんだけど、構わないわ、白衣で結婚するのも逆に素敵よね」と迫りくる。
そんなリカの狂気に、「ゾクゾクする」「完全にいっちゃってる…」「不気味…」と、ネットも震え上がった。
<ゾクッとしたセリフ②>
ついに覚醒「黙れ!バケモノ!!!」(by大矢)
リカに言われ、大矢が隣の病棟に駆けつけると、そこには変わり果てた真由美の姿が。怒りを爆発させる大矢のもとに、現れたのは外科医の柏手だった。リカに娘を奪われ、脅迫された柏手が真由美を殺害したのだ。
3話までほとんど存在感のなかった柏手の登場に「無害そうな先生が…」「この人、ノーチェックだったよ」と、視聴者もあ然となった。
真由美の遺体を前に、大矢への愛を語り出すリカ。ついに何かが切れた大矢は、突然「黙れ!バケモノ!!!」と叫び、リカに飛び掛かり首を絞める。
豹変した大矢に「ついに覚醒!」とネットも湧いて、視聴者は釘付けに。
このままリカが…と思った瞬間、大矢は背後から刺されてしまう。「あんた(リカ)が死んだら麻衣が戻ってこない」と、娘を思うあまり常軌を逸してしまった柏手だった。
<ゾクッとしたセリフ③>
最後の「みんな、死ねばいい!」(byリカ)
刺された大矢は、力を振り絞って真由美のもとへ。「私を一人にしないで!」と泣くリカ、「娘はどこだ、言え!」とリカにすがりつく柏手。すべての感情が一方通行で、全員血まみれの地獄絵図状態に。
そして、ドスのきいた声でリカの最後の決めゼリフ「みんな、死ねばいい!」が飛び出すと、ネットでは「やめてー!」「今までで一番怖い!」と、恐怖は最高潮に。
その後、ニュース番組が、タバコの不始末が原因で旧病棟が火災したと伝えた。死亡したのは、大矢、真由美、柏手、柏手の娘、タバコを吸っていた看護師の森田(立花恵理)の5人。すべての謎は闇に葬られてしまった…。
11月9日(土)からは、第2部がスタート。3年後を舞台に、映画プロデューサーの本間隆雄(大谷亮平)と出会ったリカは、新たな純愛に突っ走る。