石橋貴明がゲストとともにさまざまなテーマで語り合うフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』。
11月4日(月)の放送は、映画音楽を集め、映画本編の映像を振り返りながら語る「観たことがなくても絶対聴いたことがある映画音楽」の第2弾を放送。
第1弾に続き、小学生のころから映画館に通っていた大の映画好き、塚地武雅(ドランクドラゴン)が登場。さらに、学生の頃は「錦糸町の映画館に通っていた」という持田香織(Every Little Thing)も参戦し、海老原優香アナウンサーとともに、映画と音楽にまつわる思い出話に花を咲かせた。
ニコラス・ケイジ主演で1996年に公開された刑務所が舞台のアクション大作『ザ・ロック』を、年に一度は見ているかもしれないくらい「大好き」だと語る持田。
持田:(ヒール役の)エド・ハリスさんもすごい好き。悪い人なんだけど、「本当はいい人だったじゃん!」っていうのが好きなんですよ。
塚地:あぁ~、わかるな。
石橋:スピルバーグの映画と一緒ね。絶対悪い奴がいないっていう。
持田:ニコラス・ケイジはちょっといっくん(Every Little Thingの伊藤一朗)に似てるなって、親近感があったり(笑)。
一同:(爆笑)
塚地:顔立ち、たしかに!
持田:(前髪を)上げると、「ケイジだね」っていう(笑)。
と、独自目線で映画を語る持田だが、さらに目の付け所がほかの人とは違うことが判明する。
それは、1994年公開のキアヌ・リーブス主演の『スピード』が紹介されたとき。
「めちゃくちゃかっこいい!」と持田が言い、塚地と石橋も「このときのキアヌ・リーブスがベストかもしれない」と盛り上がる中、映画の中でキアヌがつけていた腕時計の話題に。
海老原:時計にも…。
塚地:そう、G-SHOCK!みんな、こぞって買ってたなぁ。
持田:私も、時計じゃないですけど、キアヌさんが履いてた靴…。
海老原:靴?
持田:ごつい、編み上げブーツみたいなのを履いてるんですよ。それを探して買いました。
一同:(爆笑)
塚地:なんでそんな…(笑)!
石橋:こっち(靴)に行ったんですか!?
持田:ズボン(の裾をブーツに)入れて、そういうファッションをしていました。
塚地:えぇ~!?
持田:でも、(時計のように)流行ってはないですよ、別に。
当時、わざわざ探して購入したブーツだが、キアヌが履いていたものだとは誰にも気づかれなかったそう。ほかにも『マイ・ガール』(1992)で、ヒロインのアンナ・クラムスキーが履いていたオーバーオールにあこがれて「(映画公開当時)結構な大人だったけど履いてました」と語るなど、アーティストとしてだけでなく、ファッションアイコンとしても一目置かれる持田の“我が道を行く”ファッションセンスが明らかになった。
1980年代を代表するタップダンスの名手、グレゴリー・ハインズが出演していた映画『ホワイトナイツ/白夜』(1986)が紹介されると、石橋は思わず立ち上がって踊り出し、1989年の宝酒造の焼酎「レジェンド」のCMを見事に再現。実際のCM映像も流れ、塚地は「ShotッYou」という決め台詞が流行し「あちこちで言ってた」と懐かしんでいた。
また、1971年公開の少年少女の初恋を描いた傑作『小さな恋のメロディ』に影響されて小学生のころにポニーテールが好きになってしまったという石橋。「その流れで中学生のとき、ナディア・コマネチを見ちゃうんですよ」とコマネチのポニーテールでさらにハマり、「中学生のとき、初めて『付き合ってくれ』と言った女の子がポニーテール」だったと告白。
石橋は「今でもポニーテール好きかもしれない」と、見悶えていた。