11月18日(月)放送のフジテレビ『シャーロック』第7話に、 伊武雅刀と山城琉飛が出演する。

伊武が演じるのは、デイサービスに行った帰りに行方不明になってしまった、羽佐間寅二郎(はざま・とらじろう)。寅二郎は、江戸川河川敷を歩いていたところ、突然背後から覆面をした何者かに襲われ、連れさられてしまう。

山城が演じるのは、寅二郎の孫・羽佐間虎夫(はざま・とらお)。行方不明になった祖父・寅二郎の捜索依頼のために獅子雄(ディーン・フジオカ)の元にやって来る。

はじめは子供の話と取り合わなかった獅子雄だが、虎夫は若宮(岩田剛典)のとっさのうそを見破るなど、まるで獅子雄の幼少時代のよう。

その鋭い観察力を気にいり、依頼を受けることに。現場に残されていた寅二郎の所持品を見た獅子雄は、寅二郎は危険人物かもしれないと察する——。

伊武は、11月24日(日)放送のフジテレビ開局60周年記念アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』では威厳のある家長・磯野波平役を演じる。

山城は、連続テレビ小説『半分、青い。』で、佐藤健の息子・萩尾翼役を演じて注目される。また『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』では、ディーン演じる主人公が唯一心を許せる青年(高杉真宙)の幼少期を演じた。

<伊武雅刀コメント>

——台本を読んだ感想を教えてください。

この作品の中では、7話は殺人があるわけでもなく、タッチが違いますよね。実はちょうど昨年初孫ができたので、実感を持って台本を読めましたし、虎夫とも接することができました。

——羽佐間寅二郎を演じるにあたって心掛けたことは?

理性があるように見えないように、戦後のどさくさの苦しい時期をうまく生きることができなかった男を表現できたらと。

——撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

撮影はきついですよ(笑)。でも西谷弘監督がいい作品に仕上げてくれるので、一生懸命ついていっています。「西谷組はこうだったな」と懐かしく思い出しながら、でも気が抜けない現場です。

——久しぶりのディーンさんと共演はいかがでしたか?

前回の共演以来、ちょっとディーンさんの影響を受けてグルテンフリーに挑戦しようと思いましたが、なかなか難しいですね。ディーンさんは変わらない。雰囲気があって、オーラというか、存在感がありますよね。

——視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

“シャーロック・ホームズ”は、今の人たちにはあまりなじみがないかもしれないと思いますが、このドラマは、なじみのない人たちにとっても現代の“シャーロック”がうまく展開されていて、とても面白い仕上がりになっていると思います。ぜひ、現代風の“シャーロック”を堪能していただければいいなと。

孫とのシーンも、孫ができていなかったら違ったと思います。おじいちゃんのために捜査の依頼に行って…虎夫の心情もわかりますし、もうかわいくてしょうがないです。いいタイミングで今回のお話をいただいたと思います。

山城琉飛コメント>

——台本を読んだ感想を教えてください。

最後どうなるのかドキドキしました。

――羽佐間虎夫を演じるにあたって心掛けたことは?

自分とはまったく違う性格の男の子だったので、撮影が楽しかったです。しゃべり方とかに気を付けながらお芝居しました。

——撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

西谷弘監督がとても丁寧に教えてくださって、ディーンさんも岩田さんもスタッフの方も優しくて楽しく撮影ができました。

——ディーンさん演じる“シャーロック”の印象、二度目の共演については?

ちょっと変わっているけど面白いところもあって、事件を解決しているところと、バイオリンを弾いてる姿がカッコいいすごい人だなと思いました。

ディーンさんとは『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』の時にご一緒させていただいて、その時もとても優しくしてくださって、またお会いできて覚えていてくれて、今回は前よりも同じシーンが多くてとてもうれしいです。

——視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

ディーンさんのように出来るよう、電車に乗ったときなど人間観察をしてみたり、少しでも近づけるようにしたり、初めての長い台詞も頑張ったので見ていただけたらうれしいです。