『silent』第10話完全版
佐倉想(目黒蓮)が、青羽紬(川口春奈)の部屋にCDを借りにやってくる。
想は、2人の距離が近づいていく中で、紬の笑顔を見るたびにうれしくなる反面、ふと紬の声が自分に聞こえてこないことを寂しく感じていた。
<ドラマ『silent』これまでのあらすじ完全版>
紬は桃野奈々(夏帆)と会う。奈々は、学生時代、春尾正輝(風間俊介)に出会い、親しくしていたものの離れることにしたのは、一緒にいるのは楽しいが、ずっと一緒にいたらつらくなると思ったからと紬に伝えた。
紬の弟・光(板垣李光人)は、アパートで戸川湊斗(鈴鹿央士)と会っていた。光は、紬と想はなぜ付き合わないのかと聞くが、湊斗は「聞かれてもわからない」と答える。
そこに紬が帰宅して湊斗と鉢合わせ。湊斗は、紬の様子がおかしいことに気づいた。
春尾と奈々は、前のように話せるようになっていた。
そんな2人が居酒屋で飲んでいると、湊斗が来る。奈々は、紬を振った湊斗をバカ呼ばわりするが、「(そのおかげで)春尾に再会できた」と伝える。紬にも手話を習ってくれてありがとうと伝えてほしいと湊斗に頼んだ。
その頃、紬は横井真子(藤間爽子)から、どうして想と付き合わないのかと問われていた。
紬は最近の想を心配していて、何か言いづらいことがありそうで、のんきに「付き合ってほしい」なんて言えないと答える。
湊斗は想を呼び出す。すると想は、湊斗に悩みを吐き出した。
紬は「耳が聞こえない以外、何も変わらない」と言ってくれたが、想にとっては変わったことが大きすぎるという。そんな想に湊斗は、「また紬に何も伝えずにいなくなったら、許さない」と釘を刺した。
想は紬のアパートへ。いつもと様子が違う想に紬は不安をぬぐえない。
すると、想は紬の声が思い出せないと悲しく訴える。紬は手話で話せると言うが、想は何も聞こえないのことがつらかったのだ。
一緒にいて、好きになるほどつらくなる。「また好きになんて、ならなければよかった」と言う想に紬は…。