『密着!中村屋ファミリー』シリーズ最新作が放送されます。
『密着!中村屋ファミリー 浅草に平成中村座が完全復活!歓喜と熱狂の大舞台SP』(12月23日/フジテレビ)が放送されます。
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歌舞伎の名門・中村屋一門がいかにして400年の伝統を継承し技を伝え続けるのか、その奮闘に密着したドキュメント・シリーズ。
エンタメ界がコロナ第7波の猛威に苦しむ中、中村屋は一丸となって逆境に立ち向かい、歌舞伎の新作に挑みました。
さらに亡き中村勘三郎さんが愛した地・浅草で「平成中村座」を復活させます。
今年10月、にぎわいが戻った浅草の地に亡き勘三郎さんが残した夢の芝居小屋「平成中村座」が完全復活。
しかし、そこまでには大変な道のりがありました。第7波の影響で8月のエンタメ界は舞台興行が困難を迎える中、歌舞伎界は公演を止めませんでした。その粘りは、感動の舞台を呼ぶことに。
なぜ歌舞伎の公演は続けることができたのでしょうか…中村屋ファミリーの1年、勘九郎さんと息子の勘太郎さんと長三郎さん、そして中村七之助さんの奮闘をつづります。
8月のピンチを、歌舞伎界の底力で克服!
今年8月、 歌舞伎座では中村勘九郎さん発案、手塚治虫さんのマンガを歌舞伎にした新作「新選組」が上演されました。
主演は中村芝翫さんの息子、中村福之助さんと中村歌之助さんの兄弟で、若手の大抜てき。
勘九郎さんと七之助さんが演出をほどこし開幕したその10日後、歌舞伎座にもコロナの猛威が…。世の中は第7波の真っただ中で、舞台公演は次々と中止に。
しかし、歌舞伎界は代役などにより公演を続行。すると、歌舞伎座にはチケットを求める行列が!舞台を止めない!という歌舞伎の底力、役者たちの奮闘に、観客は喝采を送りました。
そして、無事復帰した役者たちを改めて迎えて1ヵ月の公演は熱気を増した千穐楽へ。
「平成中村座」が浅草の地で完全復活!
10月、浅草寺境内に4年ぶりに、江戸の芝居小屋を再現した「平成中村座」が建てられ、浅草の街が歓喜のムードに包まれました。
亡き勘三郎さんがライフワークとして創り上げた「平成中村座」で、中村屋ファミリーが2ヵ月ロングラン公演に挑戦したのは、宮藤官九郎さんの新作歌舞伎「唐茄子屋 不思議国之若旦那」。
出演者には、大河ドラマでブレイクした坂東彌十郎さんや中村獅童さん、荒川良々さんも名を連ねました。
小屋の建て込みから猛稽古、そして2ヵ月にわたる舞台を、多数設置した無人カメラがつぶさに捉えます。
映し出されたのは、全力で駆け続ける中村屋ファミリーの奮闘、そして歌舞伎の復活を待ち焦がれていた浅草の人々と観客たちの喝采でした。
中村屋躍動の1年の密着ドキュメンタリー『密着!中村屋ファミリー 浅草に平成中村座が完全復活!歓喜と熱狂の大舞台SP』は、12月23日(金)21時より、フジテレビで放送されます。
<中村勘九郎 コメント>
――8月には新作「新選組」の代役を勤めました。
次の日からとか、その日から「代役をお願いします」というのが日常茶飯事な世界にいる我々だからこそ、新作だろうが何だろうが「幕を開けよう」っていう思いで公演を続けることができたんですよね。それはみんな、思いは一つだと思います。
――浅草では4年ぶりの「平成中村座」。2ヵ月の公演を振り返っていかがですか?
「平成中村座」の復活は夢だったので、さぞ何かを感じるんだろうなと思ったんですけど、10日くらい海外旅行へ行って自宅に帰ってきたときの感覚、ちょっと久しぶりな感じがする、あんな感覚しかしなかったです(笑)。
「平成中村座」で新作がかかったのが初めてなので、これで何でもできる“無敵の小屋”になったなっていうのは思いますね。来年以降の「平成中村座」も、いろいろと構想もできています。
<中村七之助 コメント>
――「平成中村座」での2ヵ月のロングラン公演はいかがでしたか?
10月、11月は勘太郎と長三郎にMVPをあげたいなと思います。もちろんうちの兄は別として。新作は、あの二人に支えられている部分もあるので。重要な役を任されて二人ともとても楽しんで仕込んで、緊張感を持ってやっていたので、とても若手が躍動したというか、子役ですけどね、うれしかったです。
<前田愛 コメント>
――今年はどんな年でしたか?また来年はどのような年にしたいですか?
もうあっという間に過ぎてしまって、振り返るひまもなかったというか。でも振り返ってみると、結構いろいろしてきたなっていう自信というか、みんなで頑張ってきたという感じは今、あります。
勘太郎と長三郎は、自分の体が大きくなるということがすごくうれしいんだと思うんです。だから何かこうワクワクしていて楽しい気持ちのまま、難しいことも困難なこともあると思うので、頑張れと思っています。