その年の各分野において圧倒的な活躍を見せた男性を称え、表彰する『GQ MEN OFTHE YEAR 2019』。14回目を迎える今年は、昨年のテーマ“THE NEW MASCULINITY(新しい男性性)”を引き継ぎつつ、新たなテーマ“THEGLOBAL IDENTITY(国を超えるアイデンティティ)”を加え、受賞者が選出された。
11月21日(木)、ラグビーワールドカップ2019日本代表選手の田村優、トンプソン・ルーク、プロサーファーの五十嵐カノア、 俳優で気象予報士の石原良純、YouTuberのkemio が授賞式に参加した。
ラグビーワールドカップ2019で、ベスト8に進出するという快挙を成し遂げた立役者・田村とトンプソンは、チームメイトの松島幸太朗、とリーチ マイケルとともに、ヒーローズ・オブ・ザ・イヤー賞を受賞(松島、リーチは授賞式を欠席)。
田村は「個人的に表彰していただきましたけど、皆さんに支えられて、いいチームメイトに恵まれて、自分の力以上のものを出すことができました。たくさんの方に感謝しています」とコメント。
トンプソンは「ちょっと恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべつつ、「日本のプレイは誇れます。いいチームメイトでうれしかった」と、いいチームの中でプレイできたことで今回の受賞にも繋がったと喜んだ。
世界最高峰の大会ワールド・サーフ・リーグのチャンピオンシップ・ツアー第3戦で日本人初優勝を果たした五十嵐は、アスリート・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。来年の東京オリンピックでの活躍も期待される22歳だが、「今年はすごいいい年でした。今、世界ランキングは6位です。来年は東京オリンピックに向けて頑張ります!」と抱負を語った。
テレビ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した石原は 、「こういう時代、楽しくないことが多いと感じられている人が多いと思うんです。だから、僕としては楽しくしているうちにこんな賞をいただき、ラッキーだったなと(笑)」と謙遜しながら、笑顔でコメントした。
ユース・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したkemioは 、シックなスーツスタイルで登場。クールに話し始めるかと思いきや、「すごく緊張していて、毛穴という毛穴からいろんな水が爆発~っていう感じなんですけど(笑)」と、いつもの調子でトークを始めた。
「実は、今年のはじめに自分のチームと、この賞を獲得できるように1年間頑張るという目標を立てていて」と、有言実行を果たしたというkemio。「本当にいつも応援してくださるファンの皆さんと、家族と、友達にありがとうと言う気持ちを伝えたいです」と感謝を語った。