桐谷健太さんが、カンテレの深夜ローカルドラマ枠「EDGE」で主演します。
2023年1月期に、桐谷健太さん主演『インフォーマ』(カンテレ ※関西ローカル)が放送されます。
裏社会・政治・芸能など、あらゆる情報に精通する“インフォーマ”・木原慶次郎(桐谷健太)と週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治(佐野玲於)が警察・ヤクザ・裏社会の住人たちを巻き込み謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。Netflixで、全世界配信も決定しています。
桐谷さんが演じるのは、社会・政治・芸能などあらゆるジャンルに精通する情報屋の中でも、都市伝説ともいわれるカリスマ的存在”インフォーマ“・木原慶次郎。
元二代目西宮(しゃぐう)会若頭補佐で、警察・裏社会の住人たちにも顔が広く、人知れず情報やメディアを操り、葬り、裏社会を動かします。
“インフォーマ”を取材すべく木原に近づき、バディとなって事件を追う週刊誌記者役には、桐谷さんと初共演となる、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)さんが決定。
佐野さんが演じるのは、中堅出版社の実話系週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治。
熱い思いを持って入社したものの、今では本意ではない不倫ネタなどを追いかける日々。ある日、取材できるチャンスと思い、木原の運転手を引き受けますが、半ば巻き込まれるかたちで、ともに連続殺人事件の犯人を追うことに…。
原作・監修 沖田臥竜 × 監督 藤井道人が描くディープな世界観
原作は、事件から政治や芸能、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける沖田臥竜さんの書き下ろし小説で、同氏が監修も務めます。
監督は、映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、映画「余命10年」など次々に話題作を生みつづける藤井道人さん。
映画「ヤクザと家族 The Family」に続き、2人が強力タッグを組む本作は、都市伝説的存在と思われながらも世の中に実在する“情報屋”と裏社会を、圧倒的リアリティで、力強くスタイリッシュかつエモーショナルに描きます。
『インフォーマ』(関西ローカル)は、2023年1月スタート!毎週木曜24時25分より、カンテレで放送されます。
<桐谷健太 コメント>
このドラマ、攻めてます。本当に民放でやっていいのってくらい攻めてます。見てほしいです。超勢いがあると思います。見てズキュンとしてほしいです。あなたに見てほしいです。俺は、見ます。ありがとう。
<佐野玲於 コメント>
ここまで攻めたドラマ作品は、近年なかなかなかったのではないかと感じています。それほどまでに予想を遥かに上回る規模の現場で、自分にはもったいない程の刺激的な日々でした。
藤井道人監督の作品に参加させていただくのは、二度目となる今回でしたが、より一層、藤井監督の作品の虜(とりこ)になりました。
桐谷健太さんとともにタッグを組ませていただくこととなり、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。健太さんの近くにいさせていただき、表現に対する真摯な姿勢や撮影現場でのコミュニケーション一つにしても良い撮影環境やチームワークができたのも健太さんの存在がとても大きかったです。僕自身、多大なる影響を健太さんの姿からいただきました。
豪華すぎるキャストのみなさましかり、作品を支えるスタッフのみなさまのプロフェッショナルな現場での働きに、とにかく助けていただきまました。
このドラマを1人でも多くの方々に見ていただきたいと心から願っています。
<沖田臥竜 コメント>
世の中に情報屋という職業は存在しない。それだけでメシを食べているという意味においてだ。だが誰しもが大抵、情報屋という言葉を聞いたことがあって、情報屋と耳にすればどこか胡散(うさん)臭く、どこか闇に潜んでコソコソと生息しているようなイメージを持つのではないだろうか。
そうした概念をぶち壊すところから、私の書く作業は始まった。主人公は情報屋を生業(なりわい)にしているくせに、厚かまし過ぎるほど堂々と生きている。
ソーシャルメディアが錯乱し、コンプライアンスが叫ばれ、随分と窮屈な世の中になってきたが、それでも己の我を通して、堂々と世の中の中心で存在している。
いや、自らの手で世間のど真ん中で立ち続けているのだ。そして触れる者みな、気がついたときには情報屋。インフォーマに染めてしまうのである。それも本人すらも気づかないうちにだ。
情報屋を題材に現実的リアルを取り入れながら書いていくと決まったとき、ださいタイトルだけはさけたかった。それで辿りついたのが「インフォーマ」というタイトルである。
登場人物ひとりひとりの名前には、思い入れがあって、言葉ひとことひとことに個性をこめて書いていくわけだが、私がそうして考えたセリフを俳優部のキャストの人たちが声に出し、聞かせてくれるのである。
地味な仕事の書き手にとって、これほどの晴れ舞台はあるだろうか。熱い夏だった。2022年夏、『インフォーマ』の撮影現場は熱い夏だった。私はその日本で一番熱い夏の中にいた。何年経ってもこの夏を忘れることはないだろう。スタッフ、キャスト、携わってくれたすべての人たちのおかげで『インフォーマ』という作品を作り上げることができた。
世の中には、誰もが知らない世界が確かに存在している。ドラマ、そして小説を通して、その一端を感じていただければ幸いです。そして、『インフォーマ』はまた私の地元、尼崎から始まるのであった。
<藤井道人 コメント>
今、私たちが生きている時代は情報に溢(あふ)れていて「何が真実なのか」がどんどんとわかりづらくなっていると思います。そして、情報は隠されていればいるほど、人はそれを知りたくなります。
しかし、もしその情報を自由自在に操れる人間がいるとしたら…。そのアイディアを基軸として『インフォーマ』は生まれました。
沖田さんの切れ味のある素敵な原作を、桐谷健太さん、佐野玲於さんはじめ素晴らしいキャストスタッフで作り上げられたことを心から感謝しています。
誰にも知らない世界がある。何が起きるか、毎週楽しみにしていてください。