映画『屍人荘の殺人』のミス愛(ミステリー愛好会)・謎解きイベントが12月9日(月)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、松丸亮吾が出席した。
登壇した神木は「皆さん、元気ですか?体調は大丈夫ですか?」と満員の客席に呼びかけ、「いよいよ13日に公開です。今日来てくださった皆さんが最初に映画を観る方たちになるので、今ちょっと緊張しているんですけど、ゆっくり楽しんで帰っていただけたら」とスマイル。
浜辺は「今日は月曜日ですよね。こんな大事な時に来ていただいてありがとうございます」と独特の空気を醸し出し、すかさず神木が「日曜のあとだからね、大事ですよ」とフォロー。
中村は「配信をご覧の皆さん、こんにちは」と“配信組”にもアピールしつつ、客席に「ネタバレ厳禁の映画になっておりますので、楽しかったという方はネタバレしない範囲で、ご自身の言葉でいろんな人に伝えていただけたらこれ幸いと考えている所存でございます」と丁寧にあいさつした。
国内主要ミステリー賞で4冠を達成した原作をもとにした作品にちなみ、“いまだ解けないお互いの謎”に話がおよぶと、神木が浜辺に「猿の話をしてあげて」とリクエスト。
浜辺によると、今作の撮影のため神木らがそろって山中を訪れたところ、中村がボーッと山を眺めていたため、浜辺は「中村さんはお忙しくしていらっしゃるから、自然などいろんなことに対して思いを馳せているのかな?」と思ったそう。
すると、突然、中村が神木と浜辺のほうを向き「ね、猿っていると思う?」と尋ねてきたそうで、浜辺は「なんて答えたら正解なのか分からなかった」と苦笑いで振り返った。
中村の“不思議ちゃん”ぶりが明らかになったところで、「松丸亮吾からの挑戦状!令和のホームズ決定戦」が行われることになり、ブレイク中の謎解きクリエイター・松丸が登壇。
イベントに先立って松丸も作品を鑑賞したといい、「予想しながら作品を観たんですが、僕はトリックを作る側だというのに、犯人も手口もすべて大ハズししてしまった。劇場で一人、恥ずかしい表情をしてました」とテレ笑い。
続けて、「展開が目まぐるしく変わっていく作品で、でも、伏線はちゃんと回収されている。きちんと考えれば分かるようになっているところが面白いと思った」と絶賛した。
そして、松丸から3つの問題が出され、1問目は神木が、2問目は浜辺が、最終問題は神木が正解。結果、“真のホームズ”は神木に決定。特製の王冠とガウン、タスキで“ドレスアップ”した神木は、満面の笑みでダブルピースを掲げた。
最後に神木は「皆さんに楽しんでいただくために魂を込めて作った作品なので、温かく見守っていただけたら。ネタバレがいっぱいあるので、感想はちょっと様子を見てつぶやいて」とキュートにメッセージを送っていた。
映画は12月13日(金)に全国公開する。